更新履歴
2021/04/22 v0.5公開(未完成)
2021/04/23 v0.6更新
2021/04/24 v0.7更新
「獰猛なる秘策」「特攻野郎」「放逐されしキルモックス」「撒菱」「戦力結集」「報復の武装」の追加
2021/04/26 v0.8更新
「ワックス・レイジャー」の追加
2021/08/30 更新
過去の特殊な挙動が修正された箇所を修正。
前置き
全国8億人のハースストーンプレイヤーの皆様こんにちは!!
デュエル研究員のクロムです!!
さて、タイトルの通り今回はデュエル特殊挙動だけを集めた特集記事です。
かつて、当時本当に誰もやってなかった11月作成の初代デュエルガイド。
ダーク・ムーンレース実装を機に1度目のデュエル大型アプデ環境を掲載した2月版デュエルガイド。
新拡張荒ぶる大地の強者たちを機にデュエルシーズン2に入った環境を掲載した4月版デュエルガイド。
このガイドで3度触れてきた「デュエル特殊挙動」ですが、
あまりにも意味不明。
あまりにも難解。
あまりにも多い。
そんな挙動テキストに書いてない。
じゃあテキストに書いとけよって話なんですが、書きすぎるとシャドバとか遊☆戯☆王みたいな怪文が出来あがるんですよね。さじ加減が難しいところです。
お宝×お宝×既存カードのような、デュエルでしかみない組み合わせ爆発的な変態挙動が現在のデュエルでは毎日のように発見されています。
我々、デュエル研究員の必死の調査(デバッグ)によってようやく挙動の正体がつかめた(気がする)のでその部分をまとめたいと思います!!
この記事では、それらの今まで判明した部分をできるだけ体系的にまとめてわかりやすく紹介できればなと思って作成しました。
特に新宝物が実装された直後や、新カードが出た直後は「◯◯がある状態で▲▲を出すとこうなりました」みたいな挙動ばっかり報告されます。
しかも、それを理解してるかしていないかで勝敗が変わる可能性があるとなったらとんでもないです。それらの情報はやってみないと判明しないものばかりです。
基本は過去ガイドに掲載した挙動のまとめ記事ですが、既に書く内容が多すぎて憂鬱になってきました。
やたら長い目次
よくある質問
Q:デュエルでこんなことが起きました。どういうことですか?
A:
(´・ω・`)<ぜんぜんわからない。俺たちは雰囲気でデュエルをやっている。
基本、意味不明です。解読するのは君だ。
特殊ヒーローパワー
ステリーナ「イリダン党の襲撃」
①1体目の攻撃で体力1のミニオンが死亡した後、2体目の攻撃は急襲を保持したまま止まる。つまり、1点を2体に分ける事ができる。
②ヒロパ産イリダン党員の死亡判定は2体攻撃した後同時に死ぬ。味方ミニオンの死亡判定に反応するラススケール・ナーガは1体死亡ごとに3ダメージを与えない。
1体死んでランダム3点→次の1体が死んでランダム3点とはならない。
スレイト「獰猛なる秘策」
獰猛なる秘策は大魔境ウンゴロ・荒ぶる大地の強者たちの2コスト獣を出さない(バグ)。
シーズン2以降大魔境ウンゴロ・荒ぶる大地の強者たちがランダムコレクションプールに追加されたはずだが、確率で獲得できるはずの追加拡張2コスト獣が確認されていない。おそらく、ヒロパの獣プールに追加され忘れている。
出現しない獣は以下の7枚。
特に放電レイザーモーは、ウンゴロ環境で暴れた獣デッキの要なので、出ないのは非常に痛手。
追記:最近のサイレント修正によって出るようになった。具体的な修正日は不明。
イルシア「精神首縄」
イルシアのヒロパ精神首縄のダメージは山火事などのヒロパダメージ増加効果でダメージが増加する。
しかし、ヒロパにカーソルをあわせて拡大しても、表示上は「1ダメージ与える」のままなので要注意。実際にはダメージが上昇している。他のダメージヒロパ(グルダンのヒロパなど)はダメージ表記も変化するので、多分デュエル特有の表示バグ。
ファイアハート「嵐の捕獲者」
ファイアハートのヒロパ嵐の捕獲者はオーバーロードを完全に無視するので「オーバーロードした場合」に反応する効果は発動しない。
※特に豪雪の巨人は永遠にコストが下がらないのでヒロパが嵐の捕獲者なら絶対に報酬で取得してはいけない。
しかし、自由なるエレメンタル・雷雲といった「オーバーロードを持つ(発生させる)カードを使用した場合」という効果はオーバーロードの有無に関わらず、オーバーロードのテキストを持つカードを使用した場合に反応する効果なので発動する。
つまり、この2枚はヒロパのオバロ無視は一切関係ない効果。
ややこしい?かな?◯と✕マークで区別!
テュラリオン「謙虚なる大志」
メイジのミニオン無鉄砲な弟子で何故かヒーローも3/3にしてしまう。
ミニオンにしか打てないヒロパ×全ての敵にヒロパを撃つ効果が交差した結果、このようにヒーローですら体力が3になるのは非常に面白い。攻撃力3が付与されていることもなお面白い。
※無鉄砲な弟子×刈入れ時!の挙動は判明していない。
ラトルゴア「特攻野郎」
①特攻野郎のランダムアタックは凍結状態でも作用する。
②古代の番人・〇〇の番所など「攻撃できない」テキストを持つミニオンには特攻野郎は作用せず、攻撃しない。
おそらく、行動権を付与してから能動的に動かしているような処理と思われる。
凍結は行動権を1回消費させる状態異常の為、付与された行動権には凍結は働かない。
スーパーコライダー、魂の鏡、ヒステリーの強制アタック処理とは別扱い。
テキストで行動権自体を無効化されると特攻野郎で動かせない。
愛用のお宝
デュエルは書いてないことが多いカードを選ばせる鬼畜。
挑戦が進むごとに強化シリーズ全10種
愛用のお宝「挑戦が進むごとに強化」シリーズ10枚は共通して
3-5-7-9-11-13戦目に強化され、13戦目で6回強化された最終強化形態になる。
要は2戦ごと、奇数戦で強化される。
ステリーナの愛用のお宝「高速の刃」は7ドローで最終強化形態。
基本的に効果が変わるのは1箇所のみ。
高速の刃・悪魔化悪魔・搭乗トーテム術者・鱗持つものどもの伝令はコスト削減効果を持つがその効果は成長せず、固定。
隔世の古代樹のみドロー枚数・ダメージ・装甲の3箇所が成長する。
モザキ愛用「無限の魔力」
無限の魔力は特定のカードしか発見しない。
「対戦開始時にデッキに入っていたカード」だけを発見する。
その仕様のため、現在フリーズモザキがシーズン2環境で実績を出せている。
※去年12月アプデ前は粉砕されしクトゥーン完成体を発見できたが、既に発見できないように修正された(告知なしのサイレント修正)。
テュラリオン愛用「謙虚の祝福」
問題児。ルール変更効果は変な挙動が多すぎる。
シーズン2で神聖ドローカードが出て、最も使われるようになって、最も難題を突きつけてきたせいで、この記事のサムネになった。以下「謙虚」の表記は「謙虚の祝福」を指す。
謙虚発動後の基本挙動。覚えておかないと最悪死ぬ。
①とにかく今後「自分のプール」に存在するミニオンは全て3/3/3として扱われる。
→動員は何の効果も発動しない(デッキ内全て3コストミニオンのため)。
→ゴーレム造形師カザカスはデッキに4コストミニオンが居ても全て3コスト扱いのため発動する(4コスト呪文4コスト武器は対象外)。
これら↑を取ると謙虚中でもカザカスが発動しないので、痛い目を見る。
②相手にカードを奪われるなど、自分のプールに存在したカードを相手が使用しても3/3/3として使用される。
③特定スタッツのコピーを生成する場合はその表記に従う(3/3にならない)。
※これは15.0パッチで「クリスタルコア」の挙動に修正が入った影響。
以下引用
地底の大洞窟/The Caverns Below - ハースストーン日本語Wiki HEARTHSTONE MANIAC
2019年8月2日パッチ15.0にて自分のミニオンは素体の時点で攻撃力・体力4/4を持つようになるように変更。これにより、特定の攻撃力・体力を持つミニオンのコピーを作成するカード(バーンズ等)で出るコピーのサイズがカードに記載された数値になる。例えばクリスタルコアが場にある場合、バーンズは1/1のトークンを場に出す。
→この修正が影響していると思われる。
謙虚の祝福×コスト軽減系パッシブお宝
コスト軽減パッシブと謙虚によるコスト固定の流れ。
①対戦開始時、手札のミニオンはお宝によるコスト軽減効果を受ける(初期適用)。
②謙虚発動後は一度必ず3コスト3/3になる(順次適用・謙虚による上書き、固定)。
③謙虚適用後、パッシブ対象カードが新たに手札に加わる、左端のカードが変わるなど、パッシブ発動タイミングが発生した場合、パッシブによるコスト軽減効果を受ける(同時適用・謙虚とパッシブが同時に適用されるためパッシブの効果が顕在化する)。
今後、謙虚を使用した後に起こるであろうコスト変化の変な挙動を見かけたら大体これです。
以前に災厄の使者+カドガーの占術用オーブの挙動をガイドで書きましたが、(この記事内でも「パッシブ1」にて後述)
これはパッシブの「順次適用と同時適用の差」です。
「パッシブ適用済み」のカードが「謙虚による上書き(順次適用)」を受けた場合は謙虚の効果が優先され、3/3/3になります。パッシブが適用されていない用に見えているだけで実際は適用済みです。
新規に手札に加わる、新しいカードが左端に来るなどパッシブと謙虚が、同時に適用された場合はパッシブの効果が顕在化してコストが下がります。
もう一度書きますが、コスト変化系お宝+パッシブの挙動の不和のほとんどは「順次適用と同時適用の差」で解決できます。
デュエル学会(会員数若干名)が頭を悩ませた結論です。この概念を皆さんには理解してもらいたいです。
謙虚の祝福×退化の矢
コスト変化系は挙動が面白い。
全て3コストに変更済みのミニオンに退化の矢を撃たれた場合、1コスト以下にならず、必ず2コストで退化が止まる。
退化の矢を受けた瞬間から自動的に3コストになるので、矢に3回当たっても2コストと3コストを反復横跳びする為、2コストミニオンで止まる。以下補足。
進化なら4コストミニオン
転化なら3コストミニオン
パズルボックスなら6コストミニオンに変身したあと3/3/3になる。
謙虚の祝福×ダークシャイアの管理官×体力1召喚呪文
ダークシャイアの管理官がいる状態で「体力1ミニオンを召喚する」効果を使用した場合「体力1ミニオン扱い」で聖なる盾が付与された後に謙虚が適用されて3/3になる。
もはや意味不明の域。この挙動のおかげで謙虚中でも「一度1/1のままになるタイミング」が存在することが判明した。
イルシア愛用「鱗持つものどもの伝令」
愛用のお宝鱗持つものどもの伝令はデュエルで構築可能なカードプールの
レジェンドドラゴンしか出さない(バグ?)。
シーズン1でもシーズン2でも同じ仕様なので、バグとかではなく仕様なのかもしれない。
イルシア・ウィローのデュアルクラス愛用「ジョラス・サルドゥーム」
「このミニオンのコピーを1体」と書いてあるが、出てくるコピーは必ず4/4スタッツ素の個体。コピー体はバフやダメージによるスタッツ増減の影響を受けない。
生命奪取・挑発などのキーワード効果もコピーに影響しない。
多分テキストか効果のどっちかがミスってる。
※最近のアップデート(20.2以降)で、バフ・デバフ・ダメージなどを受けている完全なコピーが生成されるようになった。
リリアン愛用「ネルビアンの売虫」
①通常のドローやカード効果のドローは-2コストされない(意味不明)。
②発見カードの効果やコネなどでデッキ外から追加されたカードにのみ適用される。
③秘密の通路で入れ替えた先の手札は「入れ替え判定で追加判定ではない」のでコストが削減されない。元々持っていた手札がターン終了時に戻ってきた際に「追加された」判定で全てコスト-2される。
要は売虫がある状態で秘密の通路を使えば、通路前の元手札が全てコスト-2される。
※この仕様のせいで、売虫は秘密の通路とのほぼ専用シナジーしか持っていない。
①のドローカードがコスト削減される効果はシャドーフィーンドのようなテキストの場合。「引く度」と「カードが追加された後」とは違うらしい。
何がどう違う?カードが違う。
まさかハースストーンでこの言葉を言うことになるとは。
コンマイ語もビックリ。
追記:売り虫は必勝の切り札が出る前の去年11-12月のコネリリアンで筆者が使用していた。今では見る影もない。
ファイアハート愛用「混沌の嵐」
混沌の嵐は導きのオーバーロード効果に反応しない。起動させる場合は注意が必要。
他、導きのオーバーロード効果は他の「オーバーロードを持つ(発生させる)カードを使用した場合」の効果に反応しない。
最近のアプデで反応するようになった。
ファイアハート愛用「天破叫嵐」
天破叫嵐が放つライトニングボルトは
呪文ダメージの影響を受けない。
オーバーロード(1)は発生する。弟子のローブなどを持っていた場合は特に注意!
※ライトニングボルトという名前の「ランダム3ダメージ+オバロ1」の武器効果。
ウィロー愛用「放逐されしキルモックス」
①放逐されしキルモックスのバフ効果はパッシブバフなので、沈黙させない限り、バフに対しての体力、攻撃力変化は受けない。
ストームウィンドの勇者のパッシブ+1+1バフが良い例。ストームウィンドの勇者がいる状態でデバフを行ってもその上から+1+1され続ける。
例:ロード・バロフの体力変化は元のスタッツ3/3にのみ影響して見かけ上は「体力-2」される(体力1にならない)。
例2:無気力の波の攻撃力変化も元のスタッツ3/3にのみ影響して見かけ上は「攻撃力-2」される(攻撃力1にならない)。
②ハンドで受けたバフ・デバフはキルモックスを破棄しても継続する(遠見の番所・凍結の罠のコスト増加など)
③破棄したキルモックスはパッシブ1「手癖」の影響を受ける(デッキ外カードになる)。
キルモックスを複数回破棄した場合、破棄したカードを3枚回収するソウルウォーデンが複数枚のキルモックスを回収するので、テキストの「戻す」ではなく、破棄したキルモックスと全く同じキルモックスのコピーが手札に生成される。
ラトルゴア愛用「収集家の憤り」
サーカスの融合体が手札の左側にいる場合、右側の種族が収集家の憤りの効果に無視される場合がある。
Clip:収集家の憤り+サーカスの融合体の挙動 pic.twitter.com/bb4ROeox2u
— chrome(クロム) (@chrome575) 2021年4月21日
動画の挙動予想。
恐らく、手札の左側からメカ→海賊→ドラゴンの順番で参照し、融合体はメカ属性の判定を受けたため、手札右側の「クレーンゲーム」は既にメカが出たので無視された。
融合体が手札の左側なら、海賊判定を受けていた可能性が高い。
ラトルゴア愛用「トゲトゲの武器」
トゲトゲの武器はチームの司令塔で増やしたコピーも特急便で増えたコピーも体力1のコピーは死なない。なので、安心して特急便を拾いに行ける。
以下画像+解説。
トゲトゲの武器+チームの司令塔がいる状態で急襲ミニオンを出す。
ケーススタディ1/4カニライダーの場合。
トゲトゲ効果+2/-1の効果を受ける。
→1/4が3/3になる。
→3/3がそのままコピーされ、コピー体3/3が出る。
→トゲトゲが反応。+2/-1効果を受けてコピー体3/3が5/2になる。
→最後にチームの司令塔の「コピー体の体力を1にする」が発動。
→最終的に3/3と5/1カニライダーが場に残る。
結論
「体力1のコピーを1体召喚する」の効果は、
コピー体の”最終的な体力”を1にする。
トゲトゲで体力0で死ぬはずのコピーを生成した場合「体力1」にして生かす処理を行う模様。
例①:1/1急襲ミニオンの場合、5/1急襲(コピー)のみ場に出る(元の1/1は3/0で死亡)。
例②:2/2急襲ミニオンの場合、4/1急襲+6/1急襲(コピー)が場に出る。
※筆者の場合トゲトゲを先に装備したので、上記の処理とは異なる可能性がある。司令塔が先に出て、トゲトゲを後で装備した場合は異なる処理になるかも……かも。
※特急便の効果のアップデートによって「元々のスタッツが体力1のコピー(ハンドバフは受ける)」を生成するように変更された。
そのため、トゲトゲの武器を装備していた場合、ハンドバフ+1+1でも受けていない場合、1点を受けて死亡する。
発動式お宝
ケルデラー感染バグ(2020年11月から続投)
ケルデラーは発動式お宝プール1にて獲得できる「ケルデラーの刃」と「ケルデラーの柄」を手に入れることで完成する武器。
ケルデラーは感染する。このバグについてはデュエル初期(去年11月)から認知されていたが、まだ治っていない。多分運営は知らないのだろう。
《ケルデラー感染バグ》
ケルデラーの正規保持者(柄と刃を完成させた人)と対戦した場合、その後勝敗に関わらず、ケルデラーが自分のデッキに混入(感染)する。
4月ガイドではここまでしかわかっていなかったが、感染バグ発生条件がおおよそ判明したので掲載する。
《定義》
正規ケルデラー:正規の手段で手に入れたケルデラー(≒合法ケルデラー)。
違法ケルデラー:感染バグによってデッキに入ったケルデラー。
《ケルデラー感染バグの条件》
結論:正規保持者が「ケルデラーパーツ」の2つ目を獲得した次の試合は確実に、対戦相手のデッキに感染:混入が起きる(正規状態)。
※ただし、相手が3敗してデュエルが終了し、ケルデラーの感染:混入が起きなかった場合「正規状態」が継続する(?)(正規状態の継続条件は不確定)。
以下、結論に至る推理。
①正規ケルデラーは「柄と刃」が揃った次の試合中に合体してケルデラーとして対戦開始時に強制的に手札に加わる(忠実な子分と同じ挙動)(確定情報)。
②正規ケルデラーは手癖の影響を受ける(確定情報)。
つまり「初期デッキリスト外のカード」としてシステムに認識されている。
→柄と刃を消費して新たに生まれるカードだからと推測。
③違法ケルデラーは必ずデッキトップに置かれる(1T目のドローがケルデラー確定ドロー)(確定情報)。
④正規ケルデラーもどこかのタイミングで違法ケルデラーと同じ挙動を取る(違法化)。
→対戦開始時ドローではなく、デッキトップに置かれるようになり、手癖が反応しなくなる。
→報告によると、ケルデラーが完成した2戦目で違法化する報告が多数。
→違法化するとケルデラーがデッキリストに存在するようになる(確定情報)。
⑤違法ケルデラーとの対戦後は感染:混入が発生しない(確定情報)。
①-②-③-④-⑤から推測すると、
正規ケルデラーは「柄と刃の合体」によって生まれる「正規状態」と
デッキリストにケルデラーそのものが加わった「違法状態」を遷移する。
その遷移のタイミングが「対戦相手のデッキにケルデラーが混入する」こと、だと推測できる。
最後に
結論:正規保持者が「ケルデラーパーツ」の2つ目を獲得した次の試合は確実に、対戦相手のデッキに感染:混入が起きる(正規状態)。
という結論に至ったのは、2つ目のケルデラーパーツが手に入った次の試合は確実に「正規状態」と言えるため。
……なんだこの状況証拠を集めただけの証明は!?
非常に難解な《ケルデラー感染バグの条件》は正直どうでもいいです。このバグが起こることだけ覚えておいてください。
「何故このバグが起こる?どのタイミングで起こる?」という問に対して多数の報告から帰納法的な解釈をしただけです。
《ケルデラーと相性の悪いお宝・カード》
驚異の書・粉砕されしクトゥーン
違法ケルデラーはデッキトップに置かれるため、驚異の書orクトゥーンによってドロー前に新規カードが入った場合、デッキトップのケルデラーがシャッフルされてデッキに混ざります。せっかく手に入れたのに!
古代の鏡像×〇〇
古代の鏡像は特定のカードの効果を無視して1/1のトークンを生成する。
無視するもの
・「忠実なる相棒」のパッシブ効果
・パッシブ2「奪った旗」の+1+1効果
無視しないもの
・放逐されしキルモックス
ワックス・レイジャー無限復活ループ※フリーズ確定
トゲトゲの武器を装備した状態でワックス・レイジャーを出すと
無限ループによりゲームがフリーズします。
ラトルゴア・トゲトゲの武器選択時は絶対にこのループを発生させないでください。
確定でフリーズするので、その後何が起こるかわかりません。
このループは「パトロン冒涜ループ」「農夫ヒステリーループ」などの無限ループに見えてシステム的限界のあるループではないように思えます。
7月のサイレント修正により
「飛び火」「冒涜」など1枚での何度も除去処理を行うカードに関してはワックス・レイジャーの再生効果がおよそ8-9回で死ぬように修正されました。無限に蘇生していた蘇生回数に制限がかかったと思われます。
トゲトゲの武器でも同様に蘇生回数制限で死亡すると思われるので、今後はフリーズしないと思われます。
パッシブお宝1
一応、シーズン2で追加されたパッシブ1一覧を貼っておきます。
災厄の使者+カドガ―の占術用オーブ
災厄の使者+カドガ―の占術用オーブを同時適用した場合、2-3コストの呪文は0コストにならない(災厄の効果を受けて1コストになる)。
災厄の使者+ガドガーの占術用オーブの挙動①
— chrome(クロム):Duelist (@chrome575) 2021年2月2日
2.3コストの呪文はコスト0にならず1になる(災厄の使者が優先) pic.twitter.com/WIxWlmeSOG
災厄の使者+カドガ―の占術用オーブを順次適用した場合(対戦開始時のみ)、2-3コストの呪文は0コストになる(災厄適用済み状態からカドガーが重なって0コストになる)。
災厄の使者+ガドガーの占術用オーブの挙動②
— chrome(クロム):Duelist (@chrome575) 2021年2月2日
初手に2-3コストの呪文がある場合、災厄の使者→カドガ―の占術オーブの順次適用によってコストが0になる(予想)
※あと未だに治らない音声二重バグ pic.twitter.com/r3UwqbXm2D
パッシブの「順次適用と同時適用の差」が最も重要なのは謙虚の祝福の挙動なので、ここでは割愛。謙虚の祝福の欄で記載済み。
小袋+粉砕されしクトゥーン
小袋は対戦開始時に追加で1枚カードを引ける。
粉砕されしクトゥーンは小袋の効果の後(正確にはパッシブ1・2の後)にバラバラに砕ける。
そのため、デッキトップに粉砕されしクトゥーンがいる場合、小袋の効果で手札に砕ける前の完成体クトゥーンを引ける可能性がある。
勝てなくば糧
相手の悪魔も死ぬ度1ドローする。
「特殊挙動」という程でもないが、忘れがち。
ドラゴン親和力+召喚の王笏
7コスト以上のドラゴンミニオンは5コストより下のコストにならない。
5コストで止まる。
6コスト、5コストのドラゴンミニオンは親和力によりコストが-2される。
よくある勘違い。
王笏で5コスト→親和力で-2で3コストドラゴン!という都合のいい順次適用ではない。
親和力+王笏が同時に適用されるので5コストで止まる。
火花ポーションバグ
火花ポーションの効果で1ダメージを受けたミニオンは、
「逆上」または「ダメージを受ける度」の効果が発動しない。
2021/5/5 20.2アップデートで修正。
「急襲ミニオンが両隣に1ダメージを与える」に仕様変更。
「猛毒」急襲で3体死亡「生命奪取」で追加+2回復など急襲ミニオンのキーワード効果が影響を及ぼすようになった。
証拠動画①
Clip「火花ポーション」に逆上が反応しないバグ pic.twitter.com/R6NATjMLsj
— chrome(クロム):Duelist (@chrome575) 2021年4月8日
証拠動画②
Clip「火花ポーション」が「ダメージを受ける度」効果に反応しないバグ pic.twitter.com/sdqtSFwPc7
— chrome(クロム):Duelist (@chrome575) 2021年4月8日
火花ポーションの使い手に有利なバグ。
突破口+ちょいと拝借!
ちょいと拝借!によって発見したヒーローパワーは突破口によって複製されて、手札にヒーローパワーが加わる。
手札のヒーローパワーは見えないし、手札としてプレイもできない。
詳しくは以下の動画の 5:26 辺り。
戦場稼ぎ+8コスト武器
戦場稼ぎは破壊された武器を同コストのランダムな武器に変化させるパッシブ。
報酬で獲得した8コスト武器は、戦場稼ぎによって変化せずそのまま破壊される。
現在、8コスト武器のプールは全てウィッチウッドかコボルトなので、変化先がコレクションプールにないとそのまま破壊される。
※ちなみに現在コレクション可能な9コスト武器・10コスト武器は実装されていない(ダンジョンやNPCボスなどを含めず)。
パッシブお宝2
一応、シーズン2で追加されたパッシブ2一覧を貼っておきます。
伝説のディスク
①レジェンドミニオンの雄叫びによるバフなど、伝説のディスクはあらゆる変化の後からコピーされる。「ザ・甲殻類」クラスティは自身のバフを受けた状態でコピーされる。
②伝説のディスクは登場時にあらゆる状態のレジェンドミニオンをコピーする。
例:撒菱で死んだブラッドメイジ・サルノスですら死んだ状態でコピーされる。→2ドローできる。
③お宝ミニオンはレジェンドミニオンとそうでないミニオンがいるので注意。
詳しくは↓のハースストーン名鑑のお宝ミニオンを参照。
撒菱
①撒菱による着地失敗によって炎霊術師フラァグルの効果は発動しない。
証拠動画
Clip:「撒菱」による着地失敗でフラァグルの効果は発動しない pic.twitter.com/TgdbIXrB9o
— chrome(クロム) (@chrome575) 2021年4月24日
とりあえず一例。おそらく、今後も「撒菱」の変な挙動は発見され続けると思われる。
割と歴史の長いパッシブなので、筆者自身も既に観測していても忘れている可能性がある。
ダブルタイム+日蝕
ダブルタイム+日蝕は、次の呪文を2回発動させない。
詳しくはBeerBrick掲載のHearth Tech#158の翻訳記事・動画をどうぞ。
要はダブルタイム+日蝕は、日蝕を2回発動させている。
その後の呪文はただの呪文。
1回目の日蝕は2回目の日蝕を2回発動させるためだけに使われて「日蝕パワー」を日蝕で消費してしまい、最終的に日蝕の効果は失われてしまう。
感覚的にはダブルタイム+日蝕はその後の呪文を3-4回使うかもと思う方もいるかもしれないが、そうはならないので注意が必要。
奪った旗+憎蝕する肉怪
奪った旗がある状態で憎蝕する肉怪が変妖する場合、
1回変妖すると3/3→5/5に
2回変妖すると5/5→7/7に
3回変妖すると7/7→9/9と
奪った旗の+1+1バフが変妖するたびに重なる。
推測:肉怪は変妖すると手癖の効果対象になったりもする。
おそらく、奪った旗バフがある状態を基準に変妖し、
変妖したことで別カード扱いになり、さらに奪った旗バフが重なる。
追記:おそらく、他の変妖ミニオンも変妖した場合+1+1が一回重なると予想できる。
暴露のオーブ
暴露のオーブはあらゆる発見効果に反応する。
特に注意するべきはこの3種類のお宝。
【魔力の流動】【聖なる啓示】【無限の魔力】といった、
発見効果を持つカード以外のパッシブ効果の発見にも反応する。
そのため【魔力暴露】【神聖暴露】構築が取れたらやたらめったら強い。
戦力結集+コスト参照系効果
戦力結集は-3軽減したコストを盤面でも維持・固定する。
コスト参照系効果の進化・退化・転化を行う場合は注意が必要。
謙虚の祝福を受けている場合の挙動は不明。
予想:戦力結集の「順次適用」により、-3された0コスト3/3のミニオンは0コストを基準に進化・退化・転化が行われそう。
証拠動画
Clip:「戦力結集」は-3軽減したコストを盤面でも維持する
— chrome(クロム) (@chrome575) 2021年4月24日
→コスト変化系効果を受けた場合、軽減したコストを基準に変化する(進化など)※動画は永遠変化のエリクサーの進化効果 pic.twitter.com/NBAg27wwPr
報復の武装
報告母数が少ないだけで、バグの温床。
①聖なる盾ミニオンを動物変身で羊にした場合、変化した羊が報復の武装による+2+2バフを受けて3/3になる(謎)。
②聖なる盾ミニオンを影の狩り手ヴォルジンでバウンスした場合、報復の武装によるバフを受けて、+2+2のハンドバフを受ける(謎)。
謎の挙動とはこのこと。
何故こうなるのか全然わからない。
その他
「-1勝」表示バグ
このように-1勝でデュエルをスタートする場合がある。
これは12勝した後の周回で表示が「-1」からスタートする表示上の問題で、実際には何も問題はない。1回勝つと、0勝ではなくきちんと1勝になる。
まとめ・感想
2021/04/22公開のこの記事はVer0.5です。未完成です。
とにかく難解な謙虚の祝福関連とケルデラーバグだけ書いたそんな感じの記事です。
まだまだ追記予定です(現在8000字)。
というか、過去に載せた特殊挙動もまだ載せきれていません。すいません。
ケルデラーバグの発生条件が理解できなかった皆さんへ。
大丈夫です。筆者含めて誰も理解できてないです。
帰納法的な推測です。そもそもバグるのがおかしい。
謝辞とお願いを。
デュエルDiscordサーバーで皆様のデュエルでの情報提供をお待ちしています。
この記事の挙動紹介は、ほとんどDiscord鯖参加者の皆様の報告によって成り立っています。筆者だけではここまでの情報量を網羅することはできません。
いつも本当にありがとうございます。
今後もよくわからない挙動が出てくると思います。
皆様のデュエルの不可解な体験、変な挙動をどしどし応募していますので、是非参加の方をよろしくお願いいたします!
気が向いたら報告もしてもらえると助かります!
↑のリンクからも参加できます!よろしくお願いします!!