前置き
全世界10億人のデュエルファンの皆さんこんにちは!
海外デュエルコミュニティに潜入したクロムです!
いやー遅くなりました!楽しみにされていた方、ごめんなさい!具体的には6/4~6/10の7日間で一度、環境報告をしたかったのですが、12日もかかってしまいました。筆者の怠慢です。ごめんなさい😓
ただですね。この20.4環境のガイド記事は遅くなった割に、完全ではありません。筆者の考える完成度半分くらいの網羅率、理解度です。うーん微妙ですね。
理由としては、10クラス全てが割と戦える環境だからです。
まさかの良環境?
ガイドをつくるくらいなんだから全クラス試すべきなんですが、筆者だけでは、使用して理解度が深められたのが3クラスくらいなんですよね。いやー時間が足りないですね。あ、相手としては全クラス対戦しましたよ!
いつものように突出して勝つクラスはいますが、突出して弱いクラスもそんなにいないため、複雑です。みんなデュエルをやって感想を貰えればもっとこの記事も充実するのですが、ある程度環境を知ってる人の記事を見ないとデュエルをやらない人が大多数なのでジレンマですね。うーわー。
はい。言い訳はこの辺で。
6月4日(金)に荒ぶる大地の強者たちのミニセット慟哭の洞窟が登場しましたね!
しかし、デュエルのアップデートは、35枚の追加とパッシブシステムの変更だけで終わりました。いやー、前の拡張ではもっとすごいアプデだったんですけどね。
今年1月22日に出たダークムーン・フェアのミニセットダークムーン・レースでは「シーズン中盤アップデート」というデュエルの大幅アップデートが行われました。
かつての大型アプデではヒーローパワー10種、愛用の宝物25種、常時発動の宝物4種、発動式の宝物2種が追加されたりと、様々なアーキタイプが生まれた非常に大きなアップデートを慟哭の洞窟にも期待していましたが、大きな変更はパッシブシステムの変更だけでした。
少し残念ですね。いやまぁ、5月にあれだけシステム面で振り回されて、これ以上の混乱を招かれても困るのですが……。少しシステム面以外のアップデートが欲しかったですね、新規パッシブとか。ウルトラレア化した分の補充とか。
さて、
この記事では、現在のデュエル環境では何を心がけるべきなのかを取り上げます。デュエル上級者は耳にタコができるくらい当たり前のことでしょうが、基本的にデュエルモードを知らない方が多いので紹介しようと思います。
特に20.4環境は20.2環境と違って、考え方を更に変えなければなりません。そのガイドも含めて、今はどんなデッキが上位に進みやすいのかを筆者の目線で取り上げようと思います。
宣伝
デュエルDiscord
っと、その前に宣伝です。
このガイドで満足しているみなさん!
デュエル情報が日々更新されているコミニティがあるとしたら入ってみたくないですか?そうです!デュエルDiscordサーバーですね!
デュエルはスタンダードなどと違って研究が進んでいないモードです。
皆さんの12勝報告、ご意見など、どしどしお寄せください!
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20.4変更点
20.4パッチノートの詳細はこちらから。
まずはおさらいです。20.4パッチでの変更点は以下のとおり
・新カード35枚の追加
・パッシブシステムの変更 の2点です。
新パッシブシステム
20.4以降のパッシブシステム(以降第3システム)は
《パッシブ1.2どちらか一方はシナジーパッシブを出し、どちらか一方はランダム》
と思われます。※あくまで経験則。公式発表はない。
20.4パッチノートで書かれていた
「決定的影響力を抑えるためのアップデート」はこの変更だと思われます。
20.4のパッシブシステムは
20.2以前の「パッシブ1.2完全ランダム(BAN有)」(以下第1システム)
20.2の「パッシブ1.2両方シナジーパッシブ(再現性ほぼ100%)」(以下第2システム)
の折衷案的なシステムです。
20.2でやらかしてしまった反省から、今後もこのシステムは継続していくと思われます。
デュエルで12勝するために心がけるべき3カ条
ではこの第3システムを踏まえた上で、デュエルで心がけるべき3点を紹介します。
1:パッシブ操作
2:報酬操作
3:素のデッキパワーを高める 以上です。
これらのことはデュエルの基本です。長くやっている方々は息をするように意識しています。では、詳しく解説します。
1:パッシブ操作
「おいおい、パッシブ1も2も決め打ちできなくなったんじゃないのか?」
と思われるかもしれませんが、そうではなりません。
1と2の組み合わせの再現性がなくなったのであって、1もしくは2どちらかは確実にシナジーパッシブが出ます。低確率ですがどちらもシナジーパッシブが出ることもあります。
これを活かさないデッキビルドはあり得ません。
特定のコンセプト(雄叫び/レジェンド/呪文染めなど)を決めて、特定のシナジーパッシブが取れたらいいなぁというデッキビルドが重要です。
さらに、シナジーが取れなくても素のデッキパワーで勝ち筋がはっきりしてるデッキが理想的です※3で解説。
パッシブ操作というと大仰な言い方ですが、デッキにシナジーするパッシブが1.2で何かしら出してくることは確定しているので、どのパッシブで何が出てくればデッキの爆発力を高められるかを考えて構築する必要があります。
そして「出てきてほしくないパッシブを避ける」ことも重要です。
例えば《伝説のディスク》が出てきてほしいのに重いミニオンを入れすぎて(報酬で取ってしまって)《召喚の王笏》が反応してしまうというのはミニオンデッキにはよくあることです。
この場合は、6コスト以上のカードをできるだけ入れない、または報酬で拾えることを前提にシナジーカードを初期デッキから抜くということも考えられます。
こういったプレイヤー側ができる限りのパッシブ操作を行って、最後はシステムに祈りましょう。
Let's pray!
2:報酬操作
ここで言いたいのは「《報酬汚染》をできるだけ避けよう」ということです。
過去の一例を出します。
このような、ドラゴン1種・マーロック1種の種族染めデッキの利点は、報酬汚染がほとんど発生しないという点が挙げられます。
デュエルの報酬システムはシーズン2以降、明らかにデッキを参照して報酬を提示しています。マーロックだけのデッキならマーロックが、ドラゴンだけのデッキならドラゴンがどんどん提示されて、報酬を得るたびにシナジーが純粋強化されました。
これは過去紹介した異端ステリーナ・武器リリアン・トークンオムなどで散々「報酬の質がいいから強い」と説明してきましたね。
何度でも言いますがデュエルは「半構築戦」です。一番最初は16枚ですが最終的には35-45枚のデッキで戦うことになります。
20-30枚もカードが追加されるのに、それがヒロパやパッシブお宝とシナジーしないカードばかりなら、シナジーしている相手のデッキが勝つのが道理です。
どういうときに《報酬汚染》が発生するのかは、研究が進んでいないこともあって非常に分かり辛いですが、デッキに2要素以上の要素を含む場合、確率で特定の要素が含まれた報酬バケット(報酬の種類)が提示されます。
※全くデッキに含まれない要素を提示することもある。むしろそのほうが多い。
例えばスペルイルシアの神聖呪文と影呪文の2要素だった場合は「神聖バケット」「影バケット」が反応して「呪文」という括りでデッキが強化されます。
仮にここで「沈黙」という呪文を1枚でも入れてしまった場合「沈黙バケット」が反応して「沈黙プリースト」が使いそうなカード群が提示されてしまいます。
(この辺りのゴミ)
確定で出る「グループ学習」は基本的に信じられない(シナジーが弱い)ので、報酬選択は実質2択になるんですが、その片方を圧倒的ゴミ3枚で埋められてしまうのは勝率に直結します。つまり、この事例で言えることは「沈黙」はイルシアのデッキに入れちゃダメというとこです。
このようなケーススタディがデュエルには数え切れないほどあります。
「〇〇デッキに◇◇を入れると△△バケットが反応するから、◇◇は初期デッキにほしいけどやめておこう」というトライアンドエラー、研鑽を繰り返してデッキが洗練されます。これが報酬を操作するという意味です。
最初に言った「《報酬汚染》をできるだけ避けよう」という意味がおわかりになったでしょうか?
デュエルは9戦目までで平均7回の報酬選択、2回のパッシブ選択、4回の発動式プール1、1回の発動式プール2の選択を迫られます。この選択肢をできるだけデッキにシナジーするように報酬を操作することを心がけましょう。
※10-14戦目は確実に空バケット「もう結構!」が出てくるので、基本は空バケットを選べばデッキ圧縮の観点から強いです。
3:素のデッキパワーを高める
これが第3システムでは重要です。ただ、単純です。
「パッシブ前提の弱いデッキは持ち込まない」
「強い初期デッキを持ち込もう」以上です。
20.2環境の第2システム環境下ではパッシブ1.2を完全に決め打ちしてデッキを組んでいたので、パッシブ1がない状態デッキパワー皆無の1戦目は「捨てゲー」でした。2戦目以降、デッキにシナジーするパッシブ1がある状態でのデッキパワーが優先されたのです。※《ドラゴン親和力》前提のドラゴンイルシアが顕著な例。
そのシステムから変更を受けた第3システムでは決め打ちがやりにくくなったため「素のデッキパワー」=「パッシブなしでの勝ち筋」が求められるようになります。
第1システム環境下では、パッシブお宝が完全にランダムだったため「粉砕されしクトゥーン」がよく使用され、明確な勝ち筋として機能しました。
パッシブ1も2も決め打ちできなくなった影響で、第1システムで流行した「パッシブがなくても勝てるデッキ」「パッシブの受けが広いデッキ」が重要です。
要は、第2システムのような考え方はダメだよってことですね。
余談:現在の環境で粉砕クトゥーンは見る影もありませんし、仮に粉砕クトゥーン入りのデッキに当たった場合はデッキパワーが弱い「雑魚デッキ」なので軽くひねりましょう。
結論
「強い初期デッキ」かつ「特定のパッシブが取れたときの爆発力が高いデッキ」が20.4環境で強いデッキです。
20.4環境報告
筆者の独断と偏見のヒーローTier表です。
【A】ラトルゴア・イルシア・ファイアハート
永遠に特攻野郎で盤面を取り続けるラトルゴア、
序盤の顔面性能最強格のイルシア・ファイアハートがランクイン。
特攻野郎と精神首綱はそろそろナーフされそう。他と比べてあまりにパワーがやばい。それぞれ+1コストされていい。十分暴れたから。
【B】テュラリオン・ウィロー・モザキ
パッシブが揃えば割とやれるテュラリオンとモザキ、
単純に素のデッキパワーが高いウィローがこの位置。
【C】リリアン・ステリーナ・スレイト
パッシブが揃っても微妙な3クラス。もちろん勝てるけど上位帯ではラトルゴアに殺される姿を容易に想像できる。スレイトの断末魔はそこそこやれる程度なのでこの位置。
【D】オム
上では姿も影も形もない。どこに行ってしまったのか。
下には割といます。
各ヒーロー解説・紹介
嬉しいことに【一緒闘争】などのパッシブ1.2の組み合わせを前提とした、デッキ紹介はしなくても良い環境になりました(確率でとれるけど)。
一応、取れなくはないので、相手に【一緒闘争】とかを見ても「運がいいなあ」と思いましょう(割と理不尽だけど)。
【レジェンドラトルゴア】
デッキコード
AAECAQcPk9ADm9gDtd4DwN4D9N8Dle0Dj+8Dpu8DyO8D5/ADqIoEqooEi6AEmKAEqKAEAAA=
[Duels] 12-1 Menagerie Legends Warrior
— Mushan Yang (@mushanyoung) 2021年6月7日
Another idea for the new meta.
Setup: Bruising | Auto-Armaments
Passives: Crystal Gem | Disks of Legend
Rating: 9223
Starter Deck: AAEBAQcPk9ADm9gDtd4DwN4D9N8Dle0Dj+8Dpu8DyO8D5/ADqIoEqooEi6AEmKAEqKAEAAA=@neon31HS @HSTopDecks #DuelsHS pic.twitter.com/RWbdcEVq9w
Mushan Yang氏が20.4環境で12勝を達成したレジェンドラトルゴア(クリスタルジェム+伝説のディスク)。
《伝説のディスク》によるミニオン2倍バリューで押し切るデッキタイプです。
なぜ、こんな構成で最初に勝てるのか?ヒロパ特攻野郎が強いからですね。はい。
雄叫びミニオンが多いため、パッシブ1で《みんな一緒に!》が提示された場合は《伝説のディスク》は出ない公算が高いです。
《伝説のディスク》が取れない場合でも《エメラルド・ゴーグル》《闘争のトーテム》などの受けが広いため、かなり強力です。
筆者はラトルゴアに嫌われていて、全然ラトルゴアをプレイできていないのですが、このデッキパワーが非常に高いのはわかります。
特にミニセット新規カードの大ドルイド・ナラレックス、カメの王クレッシュ、貪り喰らうものミュターヌスは面白い採用です。
2倍バリューが強力なカードばかりで、特にカメの王クレッシュが2体出た後、サウルファング元帥(デッキ外)で2体とも復活させて増やせば強力ですね。
このデッキはこのようなカードが入れ替え候補です。
E.T.C+ロカラは一瞬で試合を決めますし、《特急便》への受けもできて移行もスムーズかもしれません。
ラグナロス×2体+ン=ゾスでエレメンタル復活まで狙うとコントロールに寄り過ぎかもしれません。コスト6以上のミニオンが多いと《召喚の王笏》が反応する可能性も高いので、できるだけ少なくしたいですね。
【急襲ラトルゴア】
デッキコード
AAEBAQcPwK8C4swD3c0Dk9ADh9QDut4Dzt4DuuEDkeQD1egDle0Dqu4D1fEDqooEi6AEAAA=
過去環境での実績デッキを筆者が20.4環境で試したら10勝した急襲ラトルゴア(クリスタルジェム+伝説のディスク)。
環境に一定数いるのでここでも取り上げます。
基本は《特急便》狙いでも、パッシブ1で《火花ポーション》が出たらパッシブ2で《特急便》出る公算は低いです。ただ《伝説のディスク》とかが出るので結構強力でした。
※他にも雄叫びパッシブ前提の【クトゥーンラトルゴア】などがいますが、前回の記事で紹介したので割愛。
【スペルイルシア】
(別名:バーンイルシア)
デッキコード
AAEBAa0GDx7lBNUK1grRwQK+yAKnywPi3gP73wP44wOe6wOtigSEnwSFnwTLoAQAAA==
continexさんが20.4環境で12勝を達成したスペルイルシア(聖なる啓示+カドガーの占術用オーブ)。
序盤に多いスペルイルシア同士のミラーを見据えた構成です。回復できる神聖呪文を多数採用。ミニオンを太陽の砕片ライラのみに限定し、洞察のバリューを上げ、報酬でミニオンが複数入ってもライラをドローする確率をあげられます。密言・虚無へは大いなる解呪での敵全体沈黙で対策する徹底ぶりです。
※大いなる解呪では「沈黙バケット」は反応しない。味方を沈黙する呪文のみに反応するのだと思われる。
神聖呪文が多いので《聖なる啓示》がハズレパッシブにならず、リソース確保パッシブとして非常に機能します。
過去活躍した【ドラゴンイルシア】は全くオススメできません。
パッシブシステムの変更で5月環境でさえ取りにくかった《ドラゴン親和力》はもっと取りにくくなってしまいました。
《ドラゴン親和力》ありきのデッキなので、取れない場合は死ぬしかありません。20.4環境では、特定のパッシブが取れない場合のリカバリーが一切ないデッキは組むべきではありません。
【エレメンタルファイアハート】
デッキコード
AAEBAaoID6zCAsLDAofEAqjeA4zhA8rjA5boA+DsA+HsA63uA6/uA+PuA5TwA42fBOOgBAAA
@neon31HS back at it again.
— Chris (@Hornnnnnnn) 2021年6月10日
12-2 Elemental Shaman | ferocious flurry, payload totem specialist
All together now, emerald goggles
I had average luck in cards and treasures, I'd say elementals are better than murlocs in the current meta. pic.twitter.com/v6RxlAeJtX
Chris氏が20.4環境で12勝を達成したエレメンタルファイアハート(みんな一緒に!+エメラルド・ゴーグル)。
報酬のエレメンタルが割と重いのが多い事もあるので軽い構成にしていると思われます。20.4初期はヒロパと相性がいい「天破叫嵐」を入れた構成が多かったですが、後半の「搭乗トーテム術者」のトーテムバリューはとんでもないので12勝を目指すなら、搭乗トーテム術者なのかなと思います。雄叫びパッシブのシナジーも受けれますし。
このデッキの注目ポイントは最強のハンドリソース「始原のダンジョニア」でしょう。
当然ですが、始原のダンジョニアで引くカードは【自然】系統の呪文である必要があります。初期リストの岩穿ち・ストームストライクは自然系統ですが、なんと、エレメンタル報酬では【火炎】系統の呪文が入っていることがあります。
ラグナロスを筆頭にファイア・エレメンタルといった炎のエレメンタルに混ざって【火炎】呪文が入っています。
※このあたりの呪文。
一応、最後の詰めとかに5点呪文とかはあると嬉しいのですが、自然呪文確定ドローができなくなってしまうので、報酬運が試されます。
第1システム環境で強力だった【オーバーロードファイアハート】は諸事情でおすすめできません。理由はもう鬱陶しいほどあるんですが、書くと面倒なのでやめておきます。
※こいつらのせい。
簡単にまとめると前述したデュエルで重要な「パッシブ操作」「報酬操作」が一切機能しない、できないので最弱のゴミ of ゴミです。
初期デッキが強いだけのゴミです。他デッキが進むたびに加速するのに対し、このデッキは進むたびに減速していきます。やめましょう。
このデッキを握ることが罪です。握った筆者の後悔の念を無駄にしないでください。
【聖盾テュラリオン】
デッキコード
AAEBAZ8FD0aZAoIFytEDx+ED4+sDkewDpe8DqIoEqooEmp8E7Z8ElaAEyaAE1qAEAAA=
なえぎさんが20.4環境で12勝を達成した聖盾テュラリオン(正義の備え+報復の武装)。
筆者も同じデッキ・別のパッシブ構成(ロケットパック+報復の武装)で11勝まで達成しました(惜しかった!)。
このデッキはロイヤル・グレートソード(通称:RGS)をいかに引くかと、パッシブ2《報復の武装》を引けるかにかかっています。
ただの聖なる盾ミニオンの復活だけでは、魔境デュエル環境についていけません。何らかのデュエルらしいインチキが必要になるのですが、インチキをRGSだけに頼っています。
そのための新カード「公平な相棒」です。
マジで報酬・お宝の武器を取っちゃダメです。公平な相棒が無意味になって死にます。
ほとんどの勝ち筋をRGSだけに頼っています。逆に言えばRGSを引ければ大抵の試合は勝てます。復活バリューもすごく大きくなるのでじゃんじゃん勝てます。あ、でも《報復の武装》はないと序盤のパワーが足りずに困ります。
え?天啓のレーサー?あんな単体除去で死ぬ雑魚は復活プールも汚すので意味がないです。発動式お宝プール1の単体除去カードは割と豊富にあるので、単体除去が入ってないデッキでも単体除去が入っていると警戒しないといけないので弱いです。
【欠片破棄ウィロー】
デッキコード
AAEBAf0GD84H1LMCvLYClMcCrMsDuM4D/84D1dEDzNIDztIDz9IDzuED9eMD9uMD5/ADAAA=
筆者が平均8.0勝している欠片破棄ウィロー。単純にデッキパワーが高くて、パッシブに縛られない/成り立たないパッシブがないためオススメです※12勝実績はないです。
《みんな一緒に!》や《闘争のトーテム》が取れると当然の用に強いし《伝説のディスク》なども強いです。安定して強いし、ドロー力=お宝を引く力なので、お宝が引けなくて事故るみたいなことが少ないデッキです。序盤の展開からコントロールもいける万能デッキです。
欠点は他デッキのように突破力がないところですかね。器用貧乏って感じです。
【テンポモザキ】
デッキコード
AAEBAf0ED5jEAuDMA/jMA4XNA83OA9DOA6TRA9nRA/fRA/7RA5boA9DsA9PsA9bsA/yeBAAA
20.4環境初日にテンポモザキで12勝達成しました(アルカナイト+カドガー)
— chrome(クロム) (@chrome575) 2021年6月4日
たまたまパッシブ2つとも呪文シナジーを得られましたが、デッキパワーが高かったです。#DuelsHS
AAEBAf0ED5jEAuDMA/jMA4XNA83OA9DOA6TRA9nRA/fRA/7RA5boA9DsA9PsA9bsA/yeBAAA https://t.co/mViS2bgSRr pic.twitter.com/D3JPQ8cZXV
筆者が20.4環境初日に12勝を達成したテンポモザキ(アルカナイト・クリスタル+カドガーの占術用オーブ)
12勝した要因はたまたまです。アルカナイト・クリスタル+カドガーの占術用オーブが取れたモザキはかなり上位にいけます。問題は安定しないことです。
普通はどちらかが取れて、どちらかは取れません。筆者はたまたま両方取れて12勝を達成しましたが、基本は安定しないのでモザキは弱めの評価です。
【雄叫びリリアン】
デッキコード
AAEBAaIHD5wC+AfcrwL7zgPZ0QP+0QPf3QPD4QOW6AOn6wOd8APn8AOmigT2nwScoAQAAA==
[Duels] 12-0 Rogue
— Mushan Yang (@mushanyoung) 2021年6月6日
A really lucky run with Game 5 Quel'Delar & Captured Flag / All Together Now.
Setup: Roguish Maneuvers | Green Tortollan Shell
Rating: 9120
Starter Deck: AAEBAaIHD5wC+AfcrwL7zgPZ0QP+0QPf3QPD4QOW6AOn6wOd8APn8AOmigT2nwScoAQAAA==@neon31HS @HSTopDecks pic.twitter.com/75tL7qmTiD
Mushan Yang氏が20.4環境で12勝を達成した雄叫びリリアン(みんな一緒に!+伝説のディスク)。
パッシブ1で《みんな一緒に!》が取れないとかなり厳しいデッキ。
親和力なしドラゴンイルシア以上に序盤がダメダメで激弱というほどではないですが、パッシブ1にかなり依存しているのであまりオススメはできません。
とにかく初期デッキが弱い。せめて「必殺武器Ⅰ」でもあればデッキパワーが明らかに違ったのですが「ミドリコウラ」はパワーが弱いです。
筆者はこのデッキを2度試しましたが《みんな一緒に!》が取れたときは10勝、取れないときは0勝で終わっています。うーん、ピーキーですね。
このデッキしかリリアンの実績デッキが見当たらなかったので掲載しました。
【異端ステリーナ】
デッキコード
AAEBAea5Aw/muwPgvAPUyAPyyQOC0APW0QPL3QPz4wPr7wPC8QODnwS2nwSzoAS0oATsoAQAAA==
FireStone掲載の12勝達成異端ステリーナ(ファイアシェイパー+カドガーの占術用オーブ)。
強そう。
試してないデッキ、相手にすることが少ないデッキは書くことが少ないんですよね。
【断末魔ステリーナ】
デッキコード
AAEBAea5Aw+6xgPUyAOH1APJ3QP16AOY6gO77QO87QO+7QO/7QP97QOo7wOv7wPn8AOoigQAAA==
断末魔ステリーナ 12勝
— 9x (@purble_9x) 2021年6月5日
ミイラの魔法の可能性を信じて駆け上がった成果、デッキが薄い序盤に負け星稼ぎやすいのでンゾスか異端審問官入れたほうがいいのかもしれない
なお12勝チャレンジでほぼ負け確の状態からドラゴンイルシアさんが回線落ちしちゃったので実質11勝()#ハースストーン pic.twitter.com/wKyqCwoPa7
9xさんが20.4環境で12勝を達成した断末魔ステリーナ(クリスタルジェム+ミイラの魔法)。
《ミイラの魔法》が取れるかどうかにかかっています。
【レジェンドステリーナ】
デッキコード
AAEBAea5Aw+EDoUO+g77zgP+0QPj1AP14wO/7QP97QOc7gPI7wPn8AOoigSXoASooAQAAA==
FireStone掲載の高勝率レジェンドステリーナ(みんな一緒に!+伝説のディスク)。
《伝説のディスク》を狙うデッキ構築です。
死の説教師ブラックソーンからスタラグ・フューゲン・テイランの5コスト断末魔を持ってくることができれば強力そうです(サルノスがノイズ?)。
【断末魔スレイト】
デッキコード
AAEBAR8PlwirwgLYwgKeywOSzQO0zgOC0AOK0gOD4gOP4wP16AOY6gOa7AO7oATRoAQAAA==
#Hearthstone #Duels #12wins
— Dsorrow (@DsorrowYA) 2021年6月9日
3 stream days with 12 wins in a row
Hunter w/ Death Games+Deathstrider
Passive: Rocket Backpacks+Disks of Legend
Deck Code: AAEBAR8PlwirwgLYwgKeywOSzQO0zgOC0AOK0gOD4gOP4wP16AOY6gOa7AO7oATRoAQAAA== pic.twitter.com/WlgIrrVNvr
Dsorrow氏が20.4環境で12勝を達成した断末魔スレイト(ロケットパック+伝説のディスク)。
筆者としては断末魔スレイトは怪しいと思っています。弱くもないけど
依然として断末魔シナジーのパッシブ2《死霊のトーテム》《ミイラの魔法》は出ません。仮に出ても極低確率です。
スレイトを試している人の配信、相手のスレイトを見ても持っているところを見ていません。
本当にいつになれば懲罰が終わるんでしょうね?ヒロパがランダム発動にナーフされた19.4.1パッチ(1月末)以降この状態だったと思うので、かれこれ4ヶ月はスレイトから断末魔パッシブを取れていませんし、筆者も握る気は有りません。
【トークンオム】
デッキコード
AAEBAZICD0BWswHmBYm0AvnMA5bRA7nSA4rgA4zkA7PsA9efBNmfBNGgBNWgBAAA
FireStone掲載の12勝達成トークンオム(災厄の使者+若木繁る)。
強そうな気はしますが、ラトルゴアが環境に多いなら筆者は握る気がありません。
展開とバフにタイムラグがあるのが致命的です。スタンでは活躍してるようですが、デュエルでは微妙です。今は横に広げるシナジーが《所有権の主張》程度で《共食い》もないので逆風ですね。
基本的にはラトルゴアの特攻野郎が悪いんですけど。
感想・まとめ
やっべ、これ以上書くと浅いのがバレる。
デュエルの心得みたいなのを書いてお茶を濁しましたが、20.4環境あんまりわかってないんですよね。残念なことに。
ここで謝辞を。
配信に来て下さっている皆さん、Twitterで情報発信していただいている方々、そして筆者にめっちゃ話しかけて頂いている海外兄貴、いつもありがとうございます。
デュエルDiscordはかつての盛り上がりと比べるとかーなーり落ち着いてしまっていますが、いつでも待っています。
昔からデュエルをやり続けている猛者が洗練されつつありますが、かつてデュエルをやっていた方々が戻ってくるほどの強烈なインパクトを与える何かがないのがデュエルの課題ですねー。特に新規パッシブ、新規ヒロパとかがほしいところです。
ガイドと称してあまり解説できていないことばかりなのですが、1万字を超えるとヤバそうなのでこの辺で締めをしようかなと思います。
この記事とは関係ない話ですが、デュエルコミニティを熱心に盛り上げてくださっているPersia(ペルシャ)氏が行った「パッシブシステム(第1~第3システム)について、どのシステムが1番面白かったか?」というアンケートの翻訳のお手伝いをしました。
Persia @HsPersia 氏が行ったデュエルコミニティのパッシブシステムへのアンケートの報告書です 。全て英語ですが非常に面白い内容です。
— chrome(クロム) (@chrome575) 2021年6月13日
私も微力ながら作成に参加させていただきました。 https://t.co/9AJg3M8d6e
このアンケート結果は既に公開されています。全編英語ですが非常に面白いので良ければどうぞ。↓PDFリンク。
yumpu:[Duels] Favorite Passives System - Community Survey
MediaFire:[Duels] Favorite Passives System - Community Survey Results
このアンケート内容と分析の記事をいずれ書こうと思いますが、ちょっと疲れたので、もう少し後になってからですね。
特に日本コミュと海外コミュの解答に顕著な差があったのが面白かったですね。このあたりの分析をもう少ししてみたいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!!
皆様のデュエルへのハードルを下げられたら幸いです!
1万3千字もお付き合いいただきありがとうございました!
ではでは!