クロムの頭の中

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Hearthstoneが18枚もバフをする“変革”について後編~ホッピング編~

こんにちは。クロムです。

こちらは以下の記事の後編です。

 

chrome575.hatenablog.com

 

 

 

はじめに

さて、前編ではHearthstoneのバフの歴史とホッピングホッパーを除く17枚を考察しました。

 

さあここからは本題 ホッピング・ホッパーについてです。

わざわざ前後編に分けてこのホッパーを取り上げるかといえば、ホッパーこそ“変革”の象徴であり、このバフにおいて最も期待できるカードだからです。

 

ここまで挙げてきた17枚はデッキの構築の幅は広げ得る強力な修正を受けましたが、ホッパーほど強力な修正ではありません。

「複数回使用することが前提」のカードのコストを半分にすることの重要性は他のカードの比ではないのです。

この1コストの削減は修正前のホッパーデッキの動きを円滑にし、且つ強力にします。

 

それでは具体的に見ていきましょう。

 

その1:ホッパーの特徴

 

ホッピング・ホッパー」を(1)マナに変更。(2→1に減少)

期待度★★★★★★★EX

 

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ピョンピョン!!!

まず第一に修正後のホッパーの特徴を見ていきましょう。

1.「雄叫び」を持つ。

2.メカ種族を持つ。

3.1コストサポートを受ける。

4.成長する。
主にこの4つが特徴です。

 

1.「雄叫び」を持つ

サメの精霊で倍速で成長できる。

バリスタのリンチェンで手札にコピーをできる

この2枚のサポートを受けられるのは非常に強力です。

 

 

2.メカ種族を持つ

超電磁の対象。

電設ロボ0コストにできる。

電設ロボでコストを踏み倒せば手札にあるホッパーを全て2コストで出せるので強力です。

超電磁を持つミニオンやコストが重いメカも、ついでにコストを下げられればより強力な動きが可能です。

 

 

3.1コストサポートを受ける

空飛ぶ絨毯の効果対象となり、攻撃力+1と急襲を付与可能。

ウィッチウッドの笛吹きで手軽にサーチ可能。

ホッパーに足りない「除去性能」を空飛ぶ絨毯で解決できるのは物凄い可能性を感じます。下準備さえすれば容易に1/10/9急襲が誕生するため巨人さえ轢き殺せます。

ホッパーを活かすためにはホッパーをデッキから引かなければ始まらないのですが、サーチする手段も笛吹きで解消できます。



4.成長する

この特徴によく似た効果を持つカード群が存在します。

そうです。翡翠です。

  • 複数体並ぶ
  • 低コストで展開と複製ができる(主に偶像)
  • 出す度に成長する

などが共通点がありますが、それぞれの異なる点があるので、以下の表にまとめてみました。

 

 

ホッピングホッパー

翡翠

バウンス耐性

あり

なし

沈黙耐性

なし

あり

クラス汎用性

ローグ

3クラス

成長速度

22

11

成長条件

雄叫びの発動

翡翠カードの使用

種族シナジー

メカ

なし

雄叫びシナジー

あり

部分的にあり

除去耐性

なし

断末魔で召喚可

採用可能枚数

2

最大7

メタカード

電磁パルス工作員

待ち伏せのガイスト
(ドルイド)

 

よくみると結構違う点があります。
翡翠ドルイドもガイスト実装前まではコントロールキラーの名をほしいままにしてきたので、新しい翡翠としての人気も得そうです。

同じような特性をもつカードが時期を隔てて実装されるということは、もしかするとホッパーがスタン落ちした後も「成長するカード」が実装されるかもしれませんね。

 

 

その2:構築案

その1で述べたシナジーを詰め込んだデッキを実際に構築してみたのが以下のデッキです。

 

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組んでみました

デッキコード

AAECAYO6AgibBaCAA6+RA8CYA72ZA4ibA8ebA7WfAwu0AZwC7QKm8AKl9QLX+gLg+gLX/gK0hgO0kQOPlwMA

 

1ターンで完結可能なコンボを紹介します。

 

5コスト「電設+0コスホッパー+大脱出」

電設ロボで手札の複数枚のホッパーを0コストにしてただでさえ出し易くなったホッパーをもっと出し易くするコンボです。

大脱出も発動させることで再展開を行います。

欠点はサメの精霊魔法の絨毯といった盤面にあることで発動するサポートカードも大脱出は手札に戻してしまうことです。

 

10コスト「ホッパー+タク+採用担当者」

トグワグルの計略だけに頼らずにホッパーを確実に確保する手段としてラボの採用担当者を使用するコンボです。

ホッパーが1コストになることで、10コストで可能になりました

トグワグルの計略の弱い点は序盤中盤では確実に腐ること、終盤に引いても意味がないところです。

バリスタのリンチェンサメの精霊を採用していてタク・ノズウィスカーのリソース確保が必要なのかは疑問ですが、面白そうなので採用しました。

 

得意そうな相手

・コントロールデッキ全般(待ってくれる)

 

苦手そうな相手

・フリーズ搭載メイジ(動けない)

・アグロ系(待ってくれない)

 

 

その3:専門家の存在

ホッピングホッパーには何故かカルト的人気があるカードの一つで、熱狂的なファンがいます。

私の知り合いにホッピンローグ(表記揺れ)しか使わず、18個のデッキ作成欄を全てパターンの違うホッパーローグ(表記揺れ)で埋める変態がいるのですが、その方の発言を見てみましょう(掲載許諾をいただきました)。

 

 

 すごいですね。
いつもこんな感じでホッパーを普及させようとしています。

 

バフ発表前のツイートなのですが、もしかするとバフをされることを予知していたかもしれないほどの推し具合です。

そしてホッパーバフ直後の様子がこちら

 

ホッパー推しが報われた瞬間です。

このような【専門家】の研究は時として思いもよらないデッキを構築することがあります。

ハースストーンには様々な専門家がいるのは有名です。
メイジの達人Apxvoidさんや

プリーストの探究者Zetalotさん
ウォリアーの神Fibonacciさんなどクラスに突出した専門家がいます。

ローグの中でもホッパーローグを狂気的に愛する人がいるのは確かです。しかも、今回のバフによって私のようなそもそもホッパーを注目していなかった人も研究しだします。

つまり他のデッキタイプよりも研究の試行回数が増えるため必然的にどんどん完成度が高まっていきます。

高勝率デッキが組まれるのも時間の問題だろうと思います。
18枚バフ後の環境がますます楽しみですね!


ホッパーローグの専門家は今後どのようにデッキを構築し、どの程度勝率を挙げられるのか注目です!

ここまで読んでいただきありがとうございました!

新レジェンド【チョッキンガー】についてはまた後日追記しようと思います!
皆さまのハースストーンライフがより面白くなるよう祈っています!

ではではー!