前置き
こんにちは！クロムです！
遂に、2021年第二弾の拡張、風集うストームウィンドが解禁されましたね！
新カードはどれもすごいですね！全面的にカードパワーが高くてインフレを感じます！ハースストーンは何処に向かうんでしょうか！？
デュエルでもインフレの波を感じます。
そして、それなりに人口が増えている気がします(気のせい？)。少なくとも筆者の配信やコメント、フォロワーは増えています。草の根活動が少しずつ実を結んできた気がしますね。初心者さんがこの記事を見てわかるのか心配ですがいつものように進めます。
そもそもデュエルがハースストーン中級者以上を想定しているモードなので、初心者ガイド低予算ガイドみたいなのを出す余裕ないんですよね。
何も書かないのも良くないので、デュエル未経験者がそもそも知らない、デュエル進行チャート表を記事序盤に載せておきます。今年4月のガイド記事に載せただけで、以降載せてなかったので把握している方は少ないですよね。
デュエル進行チャート
1戦目 ライフ20 対戦後 報酬3枚 パッシブ1獲得
2戦目 ライフ25 対戦後 報酬3枚 発動式お宝プール1獲得
3戦目 ライフ25 対戦後 報酬3枚 パッシブ2獲得
----------1勝ライン(パッシブ2取得ライン)----------
4戦目 ライフ30 対戦後 報酬3枚 発動式お宝プール2獲得
5戦目 ライフ35 対戦後 報酬3枚 発動式お宝プール1獲得(最速ケルデラー)
6戦目 ライフ40 対戦後 報酬3枚
7戦目 ライフ40 対戦後 報酬3枚 発動式お宝プール1獲得(ケルデラーチャンス)
-----7戦目以降、報酬に空バケットもう結構！が高確率で出現-----
8戦目 ライフ40 対戦後 報酬3枚
9戦目 ライフ40 対戦後 報酬3枚 発動式お宝プール1獲得(ケルデラーチャンス)
10戦目 ライフ40 対戦後 報酬3枚
11戦目 ライフ40 対戦後 報酬3枚 発動式お宝プール1獲得(ケルデラーチャンス)
12戦目 ライフ40 対戦後 報酬3枚
13戦目 ライフ40 対戦後 報酬3枚 発動式お宝プール1獲得(ケルデラーチャンス)
14戦目 ライフ40 THE END
はい。こんな感じでデュエルは進行します。筆者は当然、歴戦のデュエリストはもう基本中の基本なので頭にインプットされています。
闘技場同様、おおよそ同じような進行状況の人と当たります。ただ、デュエルの人口を舐めてはいけません。1-6戦目はほぼ同じ進行状況の人と当たりますが、8-14戦目とかはその辺り全員に当たると考えてもらったほうがいいです。
「進行するたびに成長する愛用のお宝」で相手の進行状況が大体わかるのですが、筆者が成長度+6(13-14戦目)のときに成長度+4(9-10戦目)の相手とかと当たったことがあるので、割とそこら辺は適当です。
デュエル基礎講座はこの辺で。
さて、
この記事では21.0環境で何が変わったのか。
新拡張の目玉：連続クエストはデュエルでどんな感じなのか。
どんなデッキが強いのか。
そういったものをこの記事で知っていただけたらなと思います。
最後まで読めばきっとあなたも12勝できるはず(勧誘文句)！
多分！きっと！
宣伝
デュエルDiscord
っと、その前に宣伝です。
デュエル情報が日々更新されているコミニティがあるとしたら入ってみたくないですか？そうです！デュエルDiscordサーバー ですね！
もし、デュエルで12勝した際は報告していただけると環境理解の一助となるので、非常に助かります！是非、Discordの参加と12勝報告をお願いします！
Twitch配信チャンネル
筆者がデュエルメインで配信をしています！
夜20時～0時の間によくデュエル配信をしています！よければ見てやってください！デュエルを知るなら実戦を見るのが1番だと思います！
デュエルお宝一覧
お宝がゲーム内で全然見れないよ！どっかまとめたサイトはないの！？
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高画質で日本語画像が掲載されているので効果がわかりやすいですね！
この記事もこちらの画像がないとつくれていません。
21.0変更点
7/28(水)、21.0パッチが適用されました。詳しくは以下のパッチノートをご覧ください。
デュエルでの変更点は以下の5点です。
・「風集うストームウィンド」がデュエルプールに追加。
・「コボルトと秘宝の迷宮」がデュエルプールに追加。
★新規パッシブお宝が7種類追加。
・新規バケット7種類追加。
・グループ学習に「レガシー（クラシック/基本）」と「新参デーモンハンター」が忘れられていたため、プールに追加。
コボルトが増えたのはサプライズでしたね。ウンゴロが増えたときは、事前のインタビューで「ウンゴロが追加されるよ」とアナウンスがありましたから。
コボルトといえば、キューブロック……キノコパワー……う、頭が……。
カードプールが増えたこと以外に、特にパッシブが増えたことでデッキ構築が拡がりました。ではそれらを見ていきましょう。
新規パッシブ7種
21.0で追加されたパッシブの種類は7種類です。
実際に使用したり、環境にどれだけ使われているかで評価したいと思います。
パッシブ1：2種類
★★★★★★EX（Too OP）
効果：自分の中立ミニオン全てはコストが1減り、+1+1を得る。
ぼくのかんがえたさいきょうのパッシブ1
ブリザードがテストプレイを一切していないことを証明したパッシブです。
これを考えたバカ……開発者はゲームバランスとかパッシブ1のパワーバランスとかを考えたことがあるのでしょうか？
いろいろ問いただしたいことはあります。
何故、実装したのか？
何故、止めなかったのか？
何故、パッシブ1なのか？
デュエル開発者のAtes Bayrakは何故このパッシブにOKを出したのか本当に謎です。オー、ミステリー。
このパッシブの効果は、条件は異なりますが
パッシブ1《みんな一緒に！》
パッシブ2UR《奪った旗》を組み合わせたような能力です。
え？強すぎるって？そうです。強すぎます。
このパッシブを持つ相手に2-3試合目に当たるのは交通事故以外の何物でもありません。
大御所
☆☆☆☆☆(選ぶ価値なし)
ブリザードがテストプレイを一切していないことを証明したパッシブpart2。
このパッシブ、何もしません。要は雑魚 of 雑魚です。
何でこんな何もしないパッシブを採用したのか問いただしたいですね。
《中庸の極み》とバランスを取ったつもりでしょうか？デスソースと白湯を混ぜたら味がちょうどよくなるとでも思ってそうです。
せめて「自分のレジェンドミニオンはコストが1減る」みたいな《みんな一緒に！》みたいな効果だったらめちゃめちゃ強かったですが、なーんにもしないのでそれこそ《みんな一緒に！》を持った雄叫び構成や《ファイアシェイパー》を持った呪文構成のヒーローにあたった時点で8割不利です。
最初は筆者も期待していました。「これでレジェンド構成が強くなるかも！？」と。試した結果、このパッシブがあって助かったことなんて一度たりともありませんでした。
しかも、ナズマ二の血紡ぎ師の初期のバグ「コスト0のカードを0以下に下げる」というランダムにコストを下げる系の宿命とも言えるバグを当然のように抱えています。
《大御所》当然のようにナズマニバグを抱える
— chrome(クロム) (@chrome575) 2021年8月10日
※音量注意 pic.twitter.com/4M8Kd5r6P0
このパッシブもそうですが《散らばった撒菱》《小袋》《グロマッシュの腕当て》《溶岩まみれの地面(セルフ撒菱)》のような、あまりにもパワーが低いパッシブ1はどうにかしてもらいたいものです。ナーフも必要ですが。
パッシブ2：5種類
貪欲な利得
★★☆☆☆(弱い)
この効果の本質はトークンが+2+2されることです。そのため、トークン系デッキが非常に強い展開力を持ちますが、現在トークン系デッキが環境にほとんどいません。
呪文とヒロパで一方的に顔を詰めまくるか、低コストミニオンを大量に手札から展開するデッキが暴れているせいです。これらが調整によって大人しくなれば《貪欲な利得》が暴れる可能性があります。
レジェンド戦利品
☆☆☆☆☆(選ぶ価値なし)
ブリザードがテストプレイを一切していないことを証明したパッシブpart3。
雑魚 of 雑魚。
現在のデュエルプールで出現するレジェンド武器の一覧です。
全11種類。内、明確な当たりは3種類しかありません。
ヴァラニル・懊苦離刃・ルーンスピアこの3種類が明確な当たりです。
次いで、アルネス・世界樹の小枝・ドラゴンソウルの3種類はデッキによっては当たりの部類かもしれません。
それ以外の5種類はゴミです。何もかもがゴミなので、強力なパッシブ2を持っている相手と当たる場合、ズタボロにされます。
地獄に道連れ！
☆☆☆☆☆(選ぶ価値なし)
雑魚。パッシブ1でも取りたくありません。
何故、自分の盤面のミニオンも死亡対象なのでしょうか？《ファイアシェイパー》とかは確実に相手の盤面にだけ飛んでくれますし、デメリット効果があるパッシブだとしても、それは《苦痛の杖》《災厄の使者》などのパッシブ1だからバランスが取れているのです。パッシブ2は一方的に自分の利益だけを生んでほしいんです。
盤面次第では利敵行為になるパッシブ2を誰が選ぶもんですか！
パーティーの新メンバー
★★★☆☆(優秀)
毎ターン無料で2/2能力持ちミニオンを出してくれます。デュエルは【一緒結集】などの構成が出て非常に先攻有利なデッキが多いのですが、これは明確に先攻有利です。
何よりやばいのは《中庸の極み》とのシナジーです。《中庸の極み》は「パッシブ1の旗」なので3/3の冒険者が毎ターン勝手に出てきます。地獄です。一瞬で蹂躙されます。
2/2の冒険者を出すだけなら、強すぎるわけでもなく、弱すぎもしないのでかなりバランスが取れているパッシブです。《レジェンド戦利品》みたいな意味不明なものじゃなくて、こういうパッシブを実装してほしいですね。
おっと、全部呪文！
★★★★★(非常に強力)
《おっと、全部呪文！》は21.0環境を象徴する強パッシブです。
呪文を多用するデッキには救世主的なパッシブ効果です。
特に《戦力結集》に頼らざるお得なかった呪文+雄叫びのハイブリッド構成が、デッキの邪魔なミニオンを一掃しつつ、強化された呪文だけで戦えるので非常に優秀です。
どこかで似たような効果に出会ったことはないでしょうか？そうですね、いわゆるダンジョンでの「ボブの酒場」の効果です。ダララン大強奪以降のダンジョンでは、デッキの不要なカードをリストラしたり、新規カードを雇用したりする「スレイザスパイヤのお店要素」がありました。
このパッシブ効果はその「デッキの不要なカード(ミニオン)を全てリストラする」というダイナミックな効果を持っています。
もう一度いいますが《おっと、全部呪文！》は21.0環境を象徴する激強パッシブです。多くの呪文デッキがこの構成を目指し、実績を挙げています。
それは以下の21.0環境報告で自ずと分かると思います。
21.0環境報告
筆者の独断と偏見とデュエルDiscordの実績とか諸々を踏まえた上でのTier表です。
とんでもないリストが出てきたせいで、今はこんな感じかなとは思います。
【S】ウィロー・イルシア
ウィローの12勝報告はあまりにも多すぎます。ヒロパとそれを支えるリストが完璧すぎるためです。堂々たる環境トップヒーローです。
イルシアは序盤の勝率が異常です。デュエルは序盤勝ちやすければ後半にも繋げやすいので12勝報告は少なくとも、非常に強力なのでこの位置です。
【A】ファイアハート・ラトルゴア・ステリーナ
ファイアハートはデッキが多彩です。《中庸の極み》というとんでもないパッシブを得てしまったマーロック、新規カードがOPなエレメンタルが、さらにクエストオバロという新機軸も現れ出しました。ただ、パッシブ頼みなところがあるため少し低評価です。
ラトルゴアも以前のレジェンド・雄叫びクトゥーン・雄叫び装甲爆弾も続投しつつ、クエスト海賊という新機軸が出てきて混沌と化しています。
ステリーナは《おっと、全部呪文！》という最強のパッシブを手に入れたことで息を吹き返しました。
【B】スレイト・リリアン・テュラリオン
パッシブ次第で化けるのが3人です。「全部パッシブ次第だろ」と言われたらそれまでなのですが【S】【A】のデッキパワーに比べると一歩劣るかな、という評価のヒーローです。
【C】モザキ・オム
上位帯で見ない。アグロ構成が環境に合わない。上位実績が少ない。といった要素から2人を選出しました。
素のデッキパワーが上位勢と比べると足りないと思います。
モザキに関しては強化を受けたはずなのですが、研究途上な気がします。
オムもクエストオムが環境に沢山出てくるかな？と思いきやそんなことはなかったのでやはり研究途上な感じが否めません。
ナーフするべきパッシブ・ヒーローパワー
パッシブ1から2つ。
《みんな一緒に！》十分OPです。
ナーフ案：「1ターンに1度だけコストを下げる」の制限をつける
《中庸の極み》ーーToo OPです。
ナーフ案：コストが1減るを消す。もしくは+1+1を消す。
パッシブ2から1つ。
《戦力結集》ーこれがある限り雄叫び構成は不滅です。
ナーフ案：削除。
ヒーローパワーから4つ。
《精神首綱》ーToo OP！1-3戦目のイルシアと対面して、どうあがいても序盤の20-30点のライフを守りきれません。
ナーフ案：1コストアクティブヒロパ化。
《社会心霊学の予習》ーあのリストが出回った瞬間に欠点が消えて、OPパッシブとなりました。
ナーフ案：1コストアクティブヒロパ化。
《磁気地雷》ーカードプールが拡がることで初期15枚は全て強力な装甲カードばかりになりました。カードプールが狭い頃のデュエルではそこそこ強いくらいでしたが、序盤の爆弾の装甲量はとんでもないです。イルシアと同様、1-3戦目の爆弾魔には対抗手段が少ないです。
ナーフ案：1コストアクティブヒロパ化。
《特攻野郎》ー0コストで急襲させるのはおかしいです。ほぼ全てのトークンデッキが死んでいるのはこのヒロパのせいです。
ナーフ案：1コスト上昇。
総評
デュエルは如何にパワーが高い上振れを狙い行くかというゲームです。
特にパッシブお宝のパワー格差は上と下では天と地の差があります。
21.0ではその格差がさらに拡がりました。
各ヒーロー解説・紹介
当然ですが、目当てのパッシブが引けない場合は高確率で敗走します。
その点を受け入れてデュエルに臨んでください。
欠片ウィロー
デッキコード
AAEBAf0GD58D+g6XwQLD6gKVzQP/zgPM0gPP0gOL1QOz3APK4wP14wOR6AP46APS+QMAAA==
21.0環境対応のなえぎ式欠片ウィロー。
新規採用可能となった、貴族さま・ゴルゴンゾーラで低コスト雄叫びを使いまわし、クロスローズの番所などで呪文構成をメタる構築になっています。
スタン環境では終ぞ使用されなかったかの”4番所”がデュエルで活躍しています。それだけ、今の呪文構成が非常に強力なんですね。
事故要因となる重いカードや道中で沢山取れるヴォイド・ドリンカーは不採用です。
何故、この構築がTierSに君臨しているのかは、筆者が過去に書いた過去最凶の情報爆弾を投下した記事に書いてあります↓。
そのため、この記事では解説しません。
スペルイルシア
デッキコード
AAEBAa0GD+UEp6wC0cEC2MEC/tED4t4DlugDmesD1O0D8u4Do/cDrfcDrYoEvp8Ey6AEAAA=
Galeさんが21.0環境で12勝を達成したスペルイルシア(ファイアシェイパー+戦力結集)
現環境、非常に沢山のデュエリストが使用しているデッキパワーが恐ろしく高い序盤殺しのデッキです。特にライフ20-30は一瞬でなくなります。
残念ながら欠片ウィローほどの成長性・将来性はありませんが、虚無に触れしものなどの影プリースト系のカード追加によって、恐ろしく早いコンボダメージが飛びまくるようになりました。
このデッキは過去環境デッキを踏襲して《戦力結集》を拾うときの受けとして低コスト雄叫びミニオンを多数採用していますが《おっと、全部呪文！》のことを考えるなら、直接ダメージを与える呪文カードの採用も考えられます。
ただ、前環境通してスペルイルシアは強力であるという見方は変わりません。
エレメンタルファイアハート
デッキコード
AAEBAaoID5PBAsLDAofEAqreA4zhA+DsA+HsA63uA6/uA+PuA+fwA8D2A4b6A4yfBOOgBAAA
yakiaobaさんが21.0環境で12勝を達成したエレメンタルファイアハート(一緒結集)。
新カードのボルナー・ハンマービークや鍛冶場生まれの花崗岩を採用しています。
自然呪文は不採用ですが、マンクリックで埋めたオルグラをダンジョニアで引けます。
今日のデュエル配信ハイライト
— chrome(クロム) (@chrome575) 2021年8月5日
暴れるボルナー・ハンマービーク※音量注意 #DuelsHS pic.twitter.com/cPyKcoMkKM
ボルナー+エレメンタルをうまく決めるとこんな事ができます。
※マーロックファイアハートは、過去紹介したデッキが変わらないので割愛。
※クエストオバロファイアハートは、想像以上に弱くて実績がないので割愛。
クエスト海賊ラトルゴア
デッキコード
AAEBAQcPyAPuBuUHgrACiLAC/ucDkugDju0DlO8DlfYDmPYDz/sDpooEraAEr6AEAAA=
momonさんが21.0環境で12勝を達成したクエスト海賊ラトルゴア(一緒結集)。
海賊を合計7体出せば(3体→2体→2体で進行)最終報酬、ロカラ船長を出すことができます。《戦力結集》のドローで海賊を沢山引けば5-6ターン目にはロカラ船長を出して、ジャガーノートの圧力を毎ターン発揮できます。
《闘争のトーテム》でロカラ船長の雄叫びを倍化するとジャガーノートが2体！！
「擬態の仮面」ロカラ船長を増やしまくると最大6体ジャガーノートを出せる！？かも！？(自盤面が弱そうですが)。
第一報酬の武器サーチ先は、先導者の斧だと重いようなので、ブラッドセイルの狂信者やグリーンスキン船長で+1+1の強化をすると軽くて強力な武器になる砥石の手斧の方が取り回しやすいようです。入れ替え候補として気に留めて置くとよさそうです。
※他の実績デッキ群はほとんどデッキが変わらないため割愛。
クエスト異端ステリーナ(クエスト不要)
デッキコード
AAEBAea5Aw/gvAPHxgPUyAPyyQPW0QPF3QPZ3gPz4wPC8QP39gOJ9wODnwS2nwSzoAS0oAQAAA==
クエスト異端ステリーナ(ファイアシェイパー+おっと、全部呪文！)で12勝を達成しました。
— chrome(クロム) (@chrome575) 2021年8月4日
今までパッシブ2はカドガーorエメゴしかなかったステリーナに新たな選択肢《おっと、全部呪文！》が増えました。全てデッキを呪文にしつつ圧倒的な打点を叩き出すデッキです。使ってて最高に楽しかったです。 https://t.co/wDMFz5Asyq pic.twitter.com/QJ140FL2EL
筆者が12勝を達成したクエスト異端ステリーナ(ファイアシェイパー+おっと、全部呪文！)。
《おっと、全部呪文！》が使えるようになったことで《カドガーの占術用オーブ》《エメラルド・ゴーグル》でしか活躍できなかった異端ステリーナは復権しました。
連続クエストの途中報酬の効果「引いたカードのコストを-1する」がデッキの回転を早めてヒロパによる高打点を可能にしてくれました。
ただ、筆者が使った12勝リストには連続クエストが入っていますが、連続クエストが入っていない異端ステリーナでも12勝報告があります(クエスト→沈黙の秘印に変更するなど)。クエストはたしかに強力でしたが、わざわざ作る必要はありません。
ただ、クエストがあるとこういう動きができます。
クエスト異端ステリーナ切り抜きpart1(シェイパー+全部呪文) pic.twitter.com/8UFIBmFYf8
— chrome(クロム) (@chrome575) 2021年8月10日
断末魔スレイト
デッキコード
AAEBAR8P+g6rwgLYwgKeywO0zgOK0gOL1QOD4gOS5AP16APq6QOY6gPw7APn8APRoAQAAA==
いおりんさんが21.0環境で12勝を達成した断末魔スレイト(一緒結集＆中庸結集)。
《中庸の極み》があまりにも断末魔デッキと相性がいいのでかなり環境で見始めました。問題は自分が使うと中庸も一緒も取れないんですよね。
このデッキはデスストライダーサーチに命を賭けているため、報酬ではよっぽどのことがなければ「獣」を取ってはいけません。せっかくの品種改良者とウォーソングの獣飼育者の価値が激減します。
新カードの採用はありませんが、今後研究が進みにつれて増えていくかもしれません。特に輸入タランチュラ・ネズミの王はかなり強い断末魔をもっています。
武器スペルリリアン
デッキコード
AAEBAaIHD70EiAf3wQLf4wKqywP31APi3QOp6wOq6wOs6wOu6wOO9AOSnwSUnwT3nwQAAA==
Firestone掲載の高勝率デッキです。
あまりにも新発想ですが、ダメージ呪文と武器だけで顔を詰めまくるデッキです。
ずばり、このデッキで勝つにはパッシブ2《おっと、全部呪文！》しか受けがありません。
絞殺ワイヤーのダメージが全て4点になったり、低コスト呪文が全て0～1コストにして、愛用「必勝の切り札」で使いまわしていく。そんなバーンダメージのみを極限に極めたデッキです。
パッシブ1は《弟子のローブ》《ファイアシェイパー》《縮小のローブ》とそこそこ受けが広いですが、パッシブ2は《おっと、全部呪文！》もしくはUR(ウルトラレア)の《魔術師のローブ》くらいしかありません。
雄叫び構成は最低限《戦力結集》《闘争のトーテム》の2つの受けがありますが、URを除けば 受けが1つしかないデッキは健全とは言えません。異端ステリーナは受けが2つでしたが、ようやく3つになって安定してきたんです。
スペルリリアンは運試しにいいかもしれませんね。
雄叫び秘策テュラリオン
デッキコード
AAEBAZ8FD7PBApXNA5PQA4PeA4XeA8zrA87rA8/rA4DsA9vuA6bvA+fwA5yfBOyfBMigBAAA
ふらすさんが20.8環境で12-0を達成した雄叫び/秘策テュラリオン(一緒結集)。
前回の環境報告には載せれなかったデッキを紹介します。
残念ながら21.0環境では聖盾テュラリオンしか環境に存在しませんが、20.8環境で実績を挙げた雄叫びデッキです。
最初は本物かな？と疑っていましたが、その後、筆者や歴戦のデュエリストが次々と12勝したので本物でした。
より調整されたリストはデュエルDiscordに載っています。
旧クエストモザキ
デッキコード
AAEBAf0ED+YE0MECmMQCppgD4MwDzc4D5dED99EDheQD1OoD0OwD0ewDrvcD/J4EwqAEAAA=
クロム大先生(@chrome575)、旧クエストメイジで12勝行きました！
— ハリウッド小林クリスタル(旧:塾長) (@hollywoodkobac) 2021年8月9日
パッシブ1【魔力の流動】パッシブ2【おっと全部呪文】のインチキムーブ
即効でクエスト達成して達成したらヒロパでマナワーム、クエ報酬からの呪文ブッパで大体勝てます
あと初手に残火がいれば確保できるので従来のクエスト連打も可能 pic.twitter.com/dUZBpdxzXG
ハリウッド小林クリスタルさんが21.0環境で12勝を達成した旧クエストモザキ(魔力の流動+おっと、全部呪文！)。
雄叫びミニオンを入れたりして《戦力結集》などの受けをつくらない純粋な呪文構築です。こういった構築の報告は珍しいですね。
魔力呪文を打つだけで発見ができる《魔力の流動》とコスト軽減+打点を加速する《おっと、全部呪文！》が相性がいいということでしょう。
愛用「残火の術士」はミニオンのため、デッキにいると消えてしまうのですが、序盤のクエストカードと割り切って使用するのがいいかもしれません。残火は時間歪曲+バーストを決めるための必須パーツかなと思っていましたが、そうではないようですね。それだけ達成が早いのでしょう。
連続クエストモザキ
デッキコード
AAEBAf0ED7QEywSWBZjEAsfOA83OA/fRA9TqA9DsA9HsA673A7L3A+j3A/yeBP2eBAAA
Firestone掲載の高勝率デッキ(ファイアシェイパー+おっと、全部呪文！)
火炎3種類・凍気4種類・魔力6種類とそこそこバランスの取れた構成です。
正直、勝ち方とかが未知数なのですが、まぁなんとかなるのでしょう。多分。
クエストオム
デッキコード
AAEBAZICD8EExAabzgP1zgOJ4AOK4AOi4QOl4QPR4QO17AOj9gPTlQTblQTelgS4oAQAAA==
12勝！！！ pic.twitter.com/pZPn2QTpha
— ogutty (@ogutty_hs) 2021年8月9日
oguttyさんが21.0環境で12勝を達成したクエストオム(ファイアシェイパー+全部呪文！)。
ドルイドの連続クエスト「公園で迷子」の攻撃力を上げるクエストカウントは累積します。そして、デュエルのヒロパ：自然の贈り物は攻撃力を+2できます。非常に相性がいいですね。
攻撃しながらクエスト報酬などで装甲を貯めつつ、攻めていくスタイルなので、スペルイルシアに対してメタ的に強力なようです。スペルイルシア対面が嫌になったらこれで叩きましょう。
トークンオム
デッキコード
AAEBAZICD+YF9Q36DYm0ApvOA7nSA4rgA6bhA4zkA/joA6jvA+z1A4H3A4T3A9efBAAA
Firestone掲載の高勝率デッキ(ファイアシェイパー+パーティーの新メンバー)。
元気なリス・植え付け・堆肥化といったトークン系新カードが採用されているデッキです。
これとは別に、以前の記事で紹介した挑発断末魔トークンオムも実績を挙げています。
21.0特殊挙動
またいつか特殊挙動一覧記事にまとめます。
ネズミの王は外部から断末魔を発動させると増える。
※死体花シェラジンは「断末魔:休眠状態になる」とテキスト通りシェラジンが死ぬ。一方、ネズミの王はおそらく「断末魔:休眠状態のネズミの王を1体出す」という処理に変化している。
ネズミの王、増える pic.twitter.com/Ob4DMtqHit
— chrome(クロム) (@chrome575) 2021年8月10日
あとがき・感想・まとめ
まーた1万字超えてるよこの人。
はい。ここまで読んでいただいた方、お疲れ様でした。これであなたも「風集うストームウィンド」環境で12勝できるはずです(適当)。
いろんな実績デッキを見て回ったんですが、やっぱりハースストーンは人気ゲームだなと思いました。そこかしこに新要素を含んだデッキが転がっていて面白いですね。
話は変わりますが、こちら↓のツイートへの沢山のいいね、ありがとうございました！
本日からデュエル環境メタリポート記事兼デュエルガイドの執筆の為、デュエル配信がありません。配信は記事作成後となります。新パッシブや新デッキ、過去のものとは全く違う独自挙動を纏めます。
— chrome(クロム) (@chrome575) 2021年8月9日
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プレッシャーを感じつつ5時間以上は早く取り掛かりました。なので、いつもより5時間くらい早い公開になっています！頑張りました！
今回のサムネはデモハンの連続クエスト《最後の決闘》です。いつも【デュエルガイド】と名打つ記事には「決闘」関係のカードイラストをサムネに使用していますが、今回は新拡張に「決闘」があってよかったです。
謝辞を。
いつも配信に来てくださる方々、デュエルDiscordで情報提供してくださる方々、本当にありがとうございます。
一人でやってた頃が思い出せないくらい、今はみなさんとの交流に支えられてこの記事もつくられています。ありがとうございます。これからもお世話になりますねｽﾘｽﾘ｡
ここまで読んでいただきありがとうございました！
皆様のデュエルへのハードルを下げられたら幸いです！
筆者のTwitterもよろしくお願いします！
