【謙虚】23.0環境報告※速報版【学術研究】
目次
前置き
これは23.0環境を4/6(水)-4/8(木)の3日間のみ試した速報版です。
そのため把握しきれていない強デッキやヒーローTierはまだ出せる状態ではありません。新環境で目に入ったデッキ、コンボを紹介します。
そして、この記事は
4/6(水)-13(水)までの特殊環境下でしか通用しません。この環境は今しか遊べません!やるなら今ですよ!
4/13以降は新パック「深海に眠る海底都市」が採用可能になるからです!
ではその辺を御理解の上でどうぞ。
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※重要※パッシブ提示システム変更
23.0から雄叫びパッシブである《戦力結集》と《みんな一緒に!》は
パッシブ2のシナジー提示から除外され、ランダム提示されるようになりました。
何のことかさっぱりわからない……という方のために解説します。
解説
前提としてデュエルでは22.2パッチ(2022/1/26)から
「パッシブ2はデッキにシナジーするお宝を提示する」
というシステムに変更されました。
そのため、現在のデュエルでは「どんなパッシブ2を狙いに行くか」が勝率を上げるための重要な要素です。
しかし、弊害もありました。どんなに雄叫び構築を狙っていなくとも雄叫びミニオンが一定数あるデッキはこのような3択を提示されました。
《みんな一緒に!》《戦力結集》《青銅の印章》の3択は、デュエルされている方はこの2-3ヶ月間頻繁に提示され続けた3択だと思います。
この3つ全て雄叫びorミニオンにシナジーするパッシブ2を提示しているからと考えられていました。
異なるデッキタイプを使っているに関わらず、筆者は10回以上全く同じ3択を提示されました。「ミニオンデッキはいつもの3択+α」が一般的なデュエリストの認識でした。
しかし、23.0パッチからは《戦力結集》《みんな一緒に!》がシナジー提示から除外されます。
RTT and ATN had their synergies removed. Meaning they will be considered in the random pool. "Why do this Ates you total jerk!?" The reasoning was the way the system evaluated those two treasures basically every deck would almost certainly have them in their 1 and 2 slot. 1/2
— Ates Bayrak (@Tabayrak) 2022年4月6日
開発者Ates Bayrak氏はこう話しています。
>>RTT《戦力結集》とATN《みんな一緒に!》はシナジーから除外しました。
"なぜAtesはこんなことをするんだ!"
その理由は、システムがこの2つの宝物を評価する方法で、基本的にすべてのデッキが1番と2番の枠にほぼ間違いなくこの2つを提示するからです。1/2
カードにキーワードとして雄叫びが多用されることで、基本的に使用可能な宝物の大部分が抑制されることになりました。
私はパッシブ2のシフトを注視していくつもりです。つまり、この変更が最悪なら修正するつもりです。2/2<<
要約
雄叫びがプールに増えすぎたので雄叫びシナジーばかりシステムが提示してしまう。
みんな同じパッシブ構成になるのを防ぐために《戦力結集》と《みんな一緒に!》はシナジー提示から除外して、ランダム提示にした。
ということだそうです。
デッキ多様性を守る意図はわかりますが、そんなめちゃくちゃ重要なことをパッチに書いてくれよ!と思う筆者でした。質問に返信する形で明かしてくれましたが、質問されなかったらこの仕様は把握されないままだったでしょう。
シナジー提示とランダム提示
ここでシナジー提示の他にランダム提示というパッシブ提示があることが明らかになりました。
今までは感覚で「これは明らかにシナジー提示ではないのでは?」と思われる提示がありましたが「ランダムに選出される枠がある」とようやく明言された形です。
パッシブ2には、ほぼ全てのデッキにシナジーしないパッシブ2があります。
その一例がこの6つです。
これらはごく一部のデッキにしかシナジーしませんが、全デッキタイプでたまに提示されます。
ここに《ハガサの抱擁》《活力のエリクサー》《再使用の指輪》あたりがシナジー枠ではなさそうな気がしますが、ここでは保留しておきます。
一定以上の汎用性があるパッシブ2はランダムに提示される可能性があります。
デッキに合わない変なパッシブが出たとしてもそういうものだと割り切りましょう。
脱線は以上です。環境デッキ紹介に移ります。
23.0.1(2022/4/9)のデュエル更新
23.0.1パッチでデュエルに変更がありました。
★「山火事」「マリゴス」の2枚が構築禁止
★《レジェンド戦利品》《不安定な魔法》がウルトラレアプールに移動(実質BAN)
BANされる原因となったと予想される新コンボを画像でまとめました。
一言:1戦目の1ターン目から山火事をやられると非常に辛かったです。
一言:新弾が来たら似たようなことができそうです。
一言:非常に強力でした。
23.0環境デッキ紹介※速報版
新 謙虚テュラリオン
デッキコード
AAEBAZ8FD8UElaYD3NsDzOsDpu8D8PYDzPkD2fkDqIoEsIoEsooE4IsE+aQEuqwEpa0EAAA=
謙虚の祝福3コスト時代、1年前の20.0環境~20.0.2環境の約1ヶ月ずっとTierSを占領し続けた謙虚テュラリオンが新ミニオンを入れて帰ってきました。
謙虚デッキは非常に強力な謙虚の祝福を引けさえすれば大体勝てます。
以下の画像の動きを真似してみましょう。
塗油の騎士・ストーンハースの擁護者で謙虚をサーチ。
サーチするための2枚をサルヘトの群れでサーチと謙虚が実質4枚体制です。
このデッキの弱点は盤面を無視した凍結・バーンデッキです。
モアーグの鍛冶鬼、新アレク、ヒーローキャリエルで体力を守りましょう。
それと、3/3しか並べないので敵の大型ミニオンも対処が難しいです。
ヒロパ:謙虚なる大志で3/3にして対処可能にしてあげましょう。
更に注目すべきは別名「無限の手札」「永久機関」と言われている《フェーズ転移の指輪》です。これはレジェンドミニオンを出すたびにレジェンドミニオンを手札に加えるので無限にループし、手札が絶対に減りません。
そこに《エメラルド・ゴーグル》を加えると1コストのレジェンドミニオンが盤面を覆い尽くすまで出し続けられます。
非常に強力です。是非お試しください。
全て謙虚が3コストに戻ったことが原因です。
この環境の答えに最も近いでしょう。
おそらくすぐ再修正(4コスト化)されると思われます。
【相性がいいパッシブ1】
【相性がいいパッシブ2】
断末魔クエストエリーズ
※デュアルクラスにデッキコードは適用できません※
エリーズは愛用のお宝「学術研究」が非常に強力で、どんなデッキタイプでもかなりの高勝率が見込めます。
まず「対戦開始時:これを引く」という効果で必ず初手に引き込めます。
そして「マナクリスタルを1個獲得する」効果は味方ミニオンが死ぬたびに2個3個と増えていきます。しかも、獲得するマナクリスタルは空ではなく中身があります。
これはつまり、序盤で小型を多数展開すればすぐに10マナに到達できるのです。
この効果と相性がいいのが断末魔ミニオンに蘇りを付与する《ミイラの魔法》です。
1T:クエスト
2T:2マナ断末魔ミニオン→死亡 蘇り
3T:3マナ断末魔ミニオン→死亡 蘇り
4T:「学術研究」3-5マナ追加+残り3-6マナ使用可能
5T:8-10マナ到達
という動きがとても簡単にできてしまいます。
あまりに簡単なため、ガフで20マナに到達するのも簡単です。
このデッキの弱点は手札補給です。
5-6ターンで10マナに到達するとマナを使い切ることが難しくなります。
2マナでドローができる「ドルイドの教え」を採用しているのもそのためです。
そして手札問題といえば、前述した《フェーズ転移の指輪》の永久機関ですね!
ガフのマナ加速も加えると何度もレジェンドミニオンを出せるのでおすすめです。
現在、非常に強力な謙虚テュラリオンにも灰枝や不死の弟子の断末魔効果で猛攻を防ぐことができます。
【相性がいいパッシブ1】手札補充系
【相性がいいパッシブ2】断末魔系
連続クエストエリーズ
左:中立・プリーストカード9枚
右:ドルイドカード6枚
デュアルクラスだと自作が困難で、レイアウトが異なります。
※デュアルクラスにデッキコードは適用できません※
くうさんが23.0特殊環境で12勝された連続クエストエリーズ(クリスタル・ジェム+戦闘姿勢)。
デッキ自体は前述の断末魔エリーズとほぼ同じ連続クエスト型です。
フィニッシャー不足の断末魔クエスト型とは異なり、連続クエスト報酬でドローを加速させればそのまま特殊勝利できます。
相性がいいパッシブ1・2は前述した断末魔エリーズと同じです。
ヒロパ・バーンレノ
※BGスキンで代用
※デュアルクラスにデッキコードは適用できません※
※注意※4/9適用の23.0.1にて山火事が初期構築禁止カードに指定されました。
魔力呪文採用デッキで見つけられる《不安定な魔法》もUR化されました。
そして、23.0で無鉄砲な弟子が初期構築禁止になりました。
よって、このデッキは全体的に弱体化しましたが、それなりに強力です。
以下解説
強力なダメージ呪文とヒロパで相手の顔を積極的に削るデッキです。
強力な雄叫び効果のヴァーデン・ドンーングラスプやモードレッシュ・ファイヤー・アイを影隠れで再利用する動きはメイジ×ローグのシナジーを感じます。
【相性がいいパッシブ1】
【相性がいいパッシブ2】
マーロックサー・フィンレー
※デュアルクラスにデッキコードは適用できません※
パッシブ1に初めてマーロックシナジーの《クッキーのお玉杓子》が実装されたお陰で、難題だった手札補充手段がかなり解決しました。
ヒロパは聖なる盾+疾風を付与することができます。スタッツをバフしやすいマーロック軍団で一気にリーサルを狙うデッキです。
そして、デュエルでは初めてのマーロックシナジー愛用のお宝「正義光鱗」が非常に強力です!
このようにサーカスの融合体、貪り喰らうものミュターヌスなどの中・大型マーロックも1コストで手札に提供してくれます。相手の盤面も一気に弱くしてくれます。
最近流行の兆しがあるエリーズなどの断末魔デッキには特に刺さります。
余談:パラディンにも水文学者などの優秀なマーロックがいますが、報酬に秘策シナジーが含まれる可能性があるため、初期デッキに採用しないほうが無難かもしれません(未検証)。
【相性がいいパッシブ1】
【相性がいいパッシブ2】
アグロサー・フィンレー
※デュアルクラスにデッキコードは適用できません※
23.0特殊環境で12勝報告があるアグロサー・フィンレー(クリスタル・ジェム+報復の武装)。
早期にミニオンを展開して、ヒロパで聖なる盾+疾風を付与することで一気にリーサルを狙うアグロデッキです。
動員・王の祝福・炎の舌のトーテム・血の渇きなどを採用したアグロパラディン+アグロシャーマンのいいとこ取りをしたような非常に攻撃的な構成をしています。
【相性がいいパッシブ1】
【相性がいいパッシブ2】
連続クエストブラン
※デュアルクラスにデッキコードは適用できません※
ただ、ハンターのクラスカードのみで構築されていると適用できるかもしれないため一応置いておきます(未検証)。
AAEBAR8PrgbDCOmrArnQA43kA9vtA/f4A/34A6mfBKqfBOOfBLugBL+sBMGsBJmtBAAA
新4ヒーローで唯一ブランのみ、高勝率を残した実績はまだ認められていませんが、そこそこ強そうな連続クエストブランを紹介します。
ヒロパ:散弾が強力で、任意1点+顔1点を与えます。
特にヒロパダメージを強化する狙い撃ちは3点を2回与える仕様のため、顔に6点与えることも可能です。
愛用のお宝はまだこれと決まっていません。
全体ダメージが強力な「頼れる相棒」
手札が枯渇しやすいので補給が優秀な「発掘師」
ヒロパで最大3体キングクラッシュを召喚する「ブランもたまげた卵」
のどれかかなと思っています。
打点呪文がクエスト条件のため、ウォリアークラスのカードを入れるのはあまり有効ではありません。報酬でウォリアークラスのカードが出るだけで打点呪文が少なくなっていきます。
現状、あまりハンター×ウォリアーというデュアルクラスの性質をうまく活用できていませんが、研究が進むと強いデッキが現れてくると思います。
【相性がいいパッシブ1】
【相性がいいパッシブ2】
※筆者は《キリントアの炎》で8勝まで到達しました。
ランプドレクサー(ドルイド)
デッキコード
AAEBAZICD0DFBJ/CApvoAo/OA5vOA4rgA9HhA+fwA9f5A6+ABImLBK6fBKWtBISwBAAA
実は22.6から主流は火炎ドレクサー(メイジ)から、このランプドレクサー(ドルイド)に移っていきつつありました。
《炎の波》がナーフされる前のドレクサーは、火炎かランプか5:5程度の割合でしたが、現在は9割このランプ型です。
とにかくヒロパが強力で、序盤に制圧盤面を構築できます。キングムクラがコアセット落ちの影響で現在は構築できない今でもこのヒロパは大活躍です。
ヒロパでデッキ圧縮できるため、世界樹の小枝破壊コンボが成立しやすく、ガフもいるためすぐに15マナ程度に到達します。そこからはレイドボス・オニクシアなどで圧倒しましょう。
《戦力結集》が最も相性がいいデッキですが《戦力結集》は23.0で狙って出ないように調整されたので少し弱体化しましたが、まだまだ強力です。
【相性がいいパッシブ1】
【相性がいいパッシブ2】
あとがき
速報版のため、あとがきは少なめです。
あまりに謙虚が特殊環境初日から暴れているので書きました。謙虚にしてくれ。
冒頭でも太字で書きましたがこの記事は4/13(水)新拡張公開日までが賞味期限です。
残り今日4/9を含めて残り4日です。急ぎましょう。
次回は「深海に眠る海底都市」が公開されてからの23.0完成版(?)にご期待ください。
ではでは!