目次
- 前置き
- 対談企画：デュエリスト座談会の宣伝
- 22.2アップデート内容
- 第1のアプデ：第2回強制退場+補填
- 第2のアプデ：ヴァンダル、ドレクサー参戦
- 第3のアプデ：パッシブ2提示システムの変更
- 第4のアプデ：カード、ヒーロー、ヒロパ、お宝の調整
- おまけ：ヴァンダル中立デッキ
- あとがき
前置き
こんにちは！今シーズンはサボったクロムです！
ブログ更新が長いこと空いてしまいました！反省やら前置きは置いといて、早速最新アップデート内容を見ていきましょう！
大型アップデートはいつもながらすごいですね！
ディアブロに続いて2度目の新ヒーロー参戦です！
追記：追加パッシブ2《サンストライダーの王冠》がウルトラレアであることを記載
対談企画：デュエリスト座談会の宣伝
筆者クロムとYoutuberデュエリストのkohakuさんの2人で
1/23(日)今夜20時から対談企画:第3回デュエリスト座談会を行います！
「今夜」という突然の企画ですが、是非見に来てください！
22.2アプデで変更した点についていっぱい語る予定です！
場所は筆者のTwitchチャンネルです！
kohakuさんのYoutubeチャンネルはこちら
22.2アップデート内容
詳細はこちらの22.2パッチノートの日本語版と英語版の両方を御覧ください。
英語版が何故出てくるのかって？なんと日本語版と内容が違うのです。
第1のアプデ：第2回強制退場+補填
2度目の強制退場+補填が行われます！
何故こんなことが起こるの？と気になる方は1度目の強制退場を紹介した記事を御覧ください↓。
【デュエル】大型アプデ21.6パッチの変更点！【11/3開幕】 - クロムの頭の中
22.2アップデートは闘技場同様、デュエルのシーズンも更新されるため強制退場が行われます！
事前にヒロイックに150Gを払って入場を済ませておけば、
入場チケット(150G相当)+1パック以上の補填が受け取れます！
必ず1/25(正確には1/26AM2:00頃のアプデ)までにデュエルに入場しておきましょう！
ソース：開発者Bayrakのツイート
Everyone with a current run when 22.2 goes live will be retired.
— Ates Bayrak (@Tabayrak) 2022年1月20日
第2のアプデ：ヴァンダル、ドレクサー参戦
デュエルに新たなヒーローが2人追加されます！
ヴァンダルとドレクサーはそれぞれ中立ヒーローで、クラスを持ちません。
愛用のお宝に書かれた新キーワード「協力」によってそのクラスのカードが使えるようになります。
ヴァンダルはアライアンス陣営の5クラス
デーモンハンター、パラディン、ハンター、プリースト、ローグ
ドレクサーはホード陣営の5クラス
ドルイド、メイジ、シャーマン、ウォーロック、ウォリアー
と協力できます。
協力しなかった場合、中立カードしか初期デッキに組み込むことができません。
ヴァンダル・ストームパイクのヒロパ3種類
昇進だ！ [コスト1]
ミニオン1体に+1/+1と、急襲、猛毒、挑発、疾風、聖なる盾、または隠れ身を付与する。
★★☆☆☆
あまり強そうに見えないですね。「1ターンに2回使える」みたいな効果があれば面白かったかも。
斥候を送るだ [コスト2]
2/2の「SI:7斥候」を1体召喚する。
SI:7斥候：[1マナ2/2ミニオン] 断末魔；相手のクラスのランダムなカード1枚を自分の手札に追加する。
開放条件：断末魔ミニオンを40体手札から使用する。
★★★☆☆
手札補充に2コスト2/2という最低限の展開もできる優秀な泥棒ローグのようなカードです。
ストームパイクの戦術 [コスト2]
自分の手札のコスト（4）以上の中立ミニオン全てのコストを（2）減らす。
開放条件：コスト4以上の中立ミニオンを60体手札から使用する。
★★★★★EX
ぶっ壊れです。2コストで最大20コスト軽減します。
デッキを中立コスト6以上のカードで埋めて2-3ターン目に2回ヒロパを打つだけで4ターン目に2コストになった6コストミニオンを2体置けます。意味不明です。
百歩譲って2コスト減らるのはいいとしましょう。何故4コストカードが対象なのでしょうか？「円迅満開」だって5コスト以上しか対象にしないのに。
中立シナジーは何でもしていいわけじゃないんですよ？
※おまけに続く。
ヴァンダル・ストームパイクの愛用のお宝6種類
光に鍛えられし者
初期開放済み
★☆☆☆☆
6コスト払ってやることがハンドバフだけって。いくらなんでも弱すぎます。
追跡者の道具
開放条件：秘策カードを合計25回使用する。
★★☆☆☆
これもデッキに埋めるだけです。改良版秘策は2コストにしては強力な効果ですが、普通にテンポロスなので弱いです。
斬裂の伏兵
開放条件：自分のヒーローで30回攻撃する。
★★★☆☆
ビッグデーモンハンターはあまり信用できないのですが、6コストなら強そうな気がします。
敬謙なる祝福
開放条件：断末魔を持つカードを50回手札から使用する。
★★★★☆
イノシシプリースト強化カードです。死んだイノシシを3-4体回収できれば強いですし、斥候召喚ヒロパにも対応していそうです。
スパイマスターの策
開放条件：交換可カードを20回手札から使用する。
★★★★★
非常に強力です。7コストで最大7体展開する強力なカードです。
ローグというデュエルでは目立った活躍がないクラスですが、ヒーローカードスキャブスと同様にやばい効果をしています。
※このカードが付与する隠れ身は1ターンのみ持続します。書いてませんが。
アライアンスに勝利を！
1マナ呪文。対戦開始時：これを引く。アライアンスの呪文を発見する交換可の呪文15枚を自分のデッキに混ぜる。
手を携え戦わん：[0マナ呪文] 交換可。アライアンスの呪文1つを発見する（デーモンハンター、パラディン、ハンター、プリースト、ローグ）。
開放条件：グリフォン年の中立ミニオンを200体手札から使用する。
★☆☆☆☆
弱いです。
わざわざ中立カードしか入れられない縛りを背負ってまで欲しい効果ではありません。
初期手札1枚分損してまで(対戦開始時に引くので初期手札は損しません。クエストのようなマリガン時に来る効果だと勘違いしていました)
これを引いてランダムな5クラスの呪文で戦おうとは思いません。
※ドレクサーの効果も同じような評価です。
ドレクサーのヒロパ3種類
戦将の奮刃 [コスト2]
全てのミニオンに1ダメージを与える。武勲：このターンの間、攻撃力+1を獲得する。
★☆☆☆☆
※武勲効果の攻撃力+1はヒーローの攻撃力です。
「山火事」で全体2点にできますが、うーんそれだけ？
他の2種類のヒロパが強力なので見劣りしますね。
あと、最弱のDKと言われた「破界王ガロッシュ」のヒロパを思い出したのは筆者だけでしょうか？
精霊の行使 [コスト1]
呪文を1枚引く。そのコストを（1）減らす。
開放条件：コスト3以上の呪文を40回手札から使用する。
★★★★☆
必ず強力なコンボが生まれます。
なんたってドレクサーのホード陣営はドルイド、メイジ、シャーマン、ウォーロック、ウォリアーがいます。デッキを掘りきってウェイゲートを開門する未来が見えます。他にも筆者が想像しえない無限の可能性を秘めたパワーを持っています。
サーチ範囲が広いドロー+コスト軽減は《戦力結集》然りインチキだと相場が決まっています。アイデア次第ですごいコンボが生まれそうです。
今思いつくのは、デッキに呪文を埋める系効果の利用ですね。
・マンクリックの「オルグラ」をサーチ
・「フェルの亀裂」サーチ
・「火付け」サーチ
・「コインのポーチ」「興奮した群衆」「古びた民兵の角笛」「不気味な骨董品」のアップグレード版をサーチなどなど。
フロストウルフの兵法 [コスト2]
コスト（3）以下の中立ミニオンを1体引く。このターンの間、そのコストは（0）。
開放条件：コスト3以下の中立ミニオンを60体手札から使用する。
★★★★★
なんでコスト0にするのかな？
中立ミニオンだけこんな優遇されていいのでしょうか？
昨今のカードパワーインフレは中立カードにも及んでいるのでかなり強力です。
救いは、ヴァンダルの『ストームパイクの戦術』ほど2コストで最大20コスト軽減したりするようなインチキではありません。まだかなり強いレベルです。
ドレクサーの愛用のお宝6種類
武勇の誇示
★★★☆☆
武器発見+装備したらついでとばかりに全員破壊します。
盤面リセットがあるなら強く見えますが、わざわざ使うほどではないかも。
精霊の混沌
開放条件：雄叫びミニオンを20体手札から使用する。
★★☆☆☆
2/3挑発を2体召喚+敵ミニオン全体2点+敵ヒーローに6点+味方全体6回復
6コストでやることがこれだけ？もっとデュエルらしい派手な動きを期待していました。
リッチの契約
開放条件：火炎呪文を25回手札から使用する。
★★★☆☆
ほぼドレッドリッチ・タムシンです。
3/3を召喚する「フェルの亀裂」を埋めるのも強力ですし、カードを3枚引く効果が非常に強力ですが、そこまでして引く理由はなんでしょうか。ウォーロックでパーツが少なめのOTKが生まれると強そうです。
あっ、ドレクサーヒロパで3マナで使えますね。
解き放たれし魔導師
開放条件：凍気呪文を50回手札から使用する。
★★★★★
非常に強力です。
下手に使っても少なくとも2ドローはできそうですし、コインやビスケット、コスト軽減カードがあれば何度でも呪文サーチが可能です。
「魔法使いの弟子」「コインの小袋」がナーフされてなかったら相当早いコンボ達成ができたでしょう。「火付け」の出禁もこのカードが一因でしょう。
心の賜り物
開放条件：武勲を持つカードを25回手札から使用する。
★★★★★EX
過剰繁殖2回分です。5ターン目で使うと次のターンには10マナになります。4ターン分のマナ加速って！やばいですね！
ただ、6-7マナのときに打つと弱いので4-5ターン目にはどうしても引きたいカードになります。つまり、ヒロパで呪文サーチすればいいですね。
呪文をこのカードだけ、また2枚だけにすると2-3ターン目のヒロパで呪文確定サーチ+4ターン目に必ず発動できます。あとはでかいコストでどーんと展開したりすれば……。
ホードに勝利を！
1マナ呪文。対戦開始時：これを引く。ホードの呪文を発見する交換可の呪文15枚を自分のデッキに混ぜる。
パワー・オブ・ザ・ホード：[0マナ呪文] 交換可。ホードの呪文1つを発見する（ドルイド、メイジ、シャーマン、ウォーロック、ウォリアー）。
開放条件：グリフォン年の中立ミニオンを200体手札から使用する。
★☆☆☆☆
弱いです。よっぽどマナが余っていたり、デッキに余分に15枚埋めて超長期戦をしたくならない限り欲しくありません。
『心の賜り物』などの強力な愛用カードを押しのけてまで採用しようとは思いません。
第3のアプデ：パッシブ2提示システムの変更
なんでこんな重要なことｻﾗｯと書くの？
筆者は怒っています。もう！
1/22の朝に英語版のパッチノートにだけそっと追加された一文が、
22.2での最大のアップデートと言っても過言ではありません。
それがこちら
＞＞[NEW] プール2のトレジャーの提供は、あなたのデッキとより相乗効果を発揮するようになりました。＜＜
なんと、デュエルの根幹とも言えるパッシブ提示システムに変更を加えることがｻﾗｯと書かれています！
過去のデュエルの「パッシブ提示システム」についておさらいします。
第1システム・実装～20.2まで：パッシブ1.2完全ランダム(BAN有)。
第2システム・20.2～20.4まで：パッシブ1.2両方シナジーパッシブ(再現性ほぼ100%)。
第3システム・20.4～22.2まで：パッシブ1.2どちらかがシナジーパッシブ。
という具合でした。そして22.2で第4システムに移行します。
第4システム・22.2以降：パッシブ1はランダム。パッシブ2はシナジーパッシブ。
となるでしょう。
これがどれくらい重要な出来事か、デュエル未経験の方には伝わりにくいと思いますが、過去2回提示システムが変わるたびに天と地がひっくり返ったくらいの環境変化が起こってきました。
この際ｻﾗｯと気づかぬ間にパッチノートに付け足した文句は置いておきますが、
もしかすると2021年5月に発生したパッシブ決め打ち環境(第2システム)が戻ってくるかもしれません。第2システム環境下はこんな感じでした。
当時の記事はこちら↓
当時は出会う全デッキが【一緒結集】だけ、翌週は【可能性ディスク】だけという地獄でしたが「パッシブ2でいいものが取れなくて頓死」という事態がほぼ回避できた環境でもありました。
当時と今ではパッシブ2の種類の豊富さが異なっていますが、
雄叫び/断末魔/レジェンド/急襲/呪文/発見/魔力/火炎/凍気/自然/フェル/影/神聖/中立/挑発/ドラゴンなど狙いに行くデッキのコンセプト・パッケージごとに用意されているパッシブ2の種類はそう多くありません。結局「どのパッシブ2を狙いに行くのが強いのか」という研究がされて環境が固定化しそうです。
パッシブ2を決め打ち・固定化して、同じヒーロー同じ構成同士の試合が多くなるとパッシブ1の強さが顕著に出てしまうでしょう。割と今までもそうでしたがパッシブ1お祈りゲームになりそうです。
第4のアプデ：カード、ヒーロー、ヒロパ、お宝の調整
初期デッキ構築禁止：3枚
「影の抱擁」「火付け」「血吼のコラック」の3枚が構築禁止処分を受けました(ランダムプール・報酬からは出現します)。
「影の抱擁」は「オウケナイのソウルプリースト」が禁止な時点で妥当です。
「火付け」は現状あまり使われていませんが、無限ダメージコンボの火種です。
「血吼のコラック」は非常にストレスフルで、汎用性が高すぎるため妥当でしょう。
3枚の総評は納得の一言です。
ディアブロの退場
11/3のマーセナリーズ実装から82日、約3ヶ月間お勤めご苦労さまでした。君の活躍は忘れません。劣化ラトルゴアだのコントロールしかできない劣化ウィローだの色々言われてきましたが、面白かったです。実績バグも治さず出ていくのは感心しませんが。
ただ「ブラックソウルストーン」がまだ登録抹消されないようなので、あなたの遺産は今後とも使われるかもしれません。
おっと、開発者コメントが不穏ですね。
＞＞開発者のコメント：ディアブロはデュエルで敗北しましたが、「究極の悪」をそう簡単に倒せるものでしょうか？！ディアブロはいつか必ず戻ってくるでしょう。それは時間の問題であり、そして彼は戻ってきた時、きっと新しい技を身に着けているに違いありません…＜＜
最後まで開放されなかった「第6愛用の謎のクエスト」を引っさげて帰ってきそうですね。
ヒロパの変更
特攻野郎：0コスト→1コストに上昇
妥当ですね！ほぼ一年「0コストはおかしい」といい続けていましたから。
1コストでも十分強いので今後も使われそうです。
新パッシブ1：2種類
《フェーズ転移の指輪》
★★★☆☆
なんとターン1制限がない無限リソースです。
全レジェンドミニオンが「ブライトウィング」の効果を得ます。レジェンドミニオンが1枚あれば実質手札を無限に得られます。ただ《大御所》よりも数段弱いので低評価です。ヴァンダルの中立レジェンドデッキだとかなり強力。
《影術入門》
★★★★★★★★★★★★★★★★EX Super Hyper OP
今回の「運営のお遊び」枠です。前回は《中庸の極み》でした。
開発者Bayrakのツイートによると……
The feedback has been super positive and we are really excited for people to get their hands on the content. Although we agree that the treasure is very spicy. We do stand by that this is not in need of an immediate fix. In other words play it do crazy stuff and have fun. 1/2
— Ates Bayrak (@Tabayrak) 2022年1月21日
Although we agree that the treasure is very spicy.
「そのお宝がとてもスパイシーな(やばい)ことは同意します」と認めて、
In other words play it do crazy stuff and have fun.
「クレイジーさを楽しんで欲しい」と語っています。
おそらく1ヶ月も経たずに調整されるでしょうが
「《影術入門》がある狂った環境を楽しんで欲しい」とのことです。
《影術入門》が超OPパッシブ1で、これが取れたら優勝！12勝！
OP過ぎる？これが使えるのはごく短期間でしょう。楽しんでください。
新パッシブ2：8種類
《不安定な魔法》
★★★★☆
魔力版の対ミニオンデッキの決戦兵器です。
魔力版の《炎の波》とも言えるほど相手の盤面を壊滅させる性能を秘めていますが、対単体性能は高くとも《炎の波》のようにAOEで薙ぎ払えません。顔も詰めれません。
そして、1/1のヒツジを更にもう一度ヒツジに変えてしまう可能性があるため、打点魔力呪文で除去しない限り、複数体を変身させられないのも不安要素です。
《守護者の光》
★★★☆☆
「古代の守護者」は聖なる盾・挑発を持つミニオンです。
よく「希望の聖典」で8点回復しながら出てきますが、このパッシブは神聖呪文を打てばコストに等しいスタッツの「古代の守護者」が出てきます。
ターン制限がないため、神聖呪文さえあれば何度でも召喚できますし、特にヒーローの攻撃を主体に殴るデッキはこの挑発聖盾にかなり苦しめられるでしょう。
なんか《氷河の豪雨》でも同じようなこと書いた気が……。
《キリン・トアの炎》
★☆☆☆☆
1ターンに一回、火炎呪文限定とはいえ「ファイアーボール」を加えるアントニダスような効果です。《炎の波》のほうが5倍くらい強いので、火炎染めデッキのパッシブ2でこれが出てきたら嫌ですね。
《マルチ三昧》
★★★★☆
「ぶくぶくゾンビ」とのシナジーがかなり強いですが、そもそもヴァンダル・ドレクサーの中立デッキがえげつないと思われるので、強力に見えます。中立トークンを生み出すカードはそこそこあるので、ミニオンをコインのように消費すれば大量のマナコスト獲得を狙いやすいのも強みです。
《ドラゴンの夢》
★★★★☆
強いですね。ようやくパッシブ2にまともなドラゴンパッシブが配られたな、という印象です。ドラゴン染めはパッシブ1に《ドラゴン親和力》という強力なものがあります。スペルイルシアがかなりナーフされたので、最近は見なかったドラゴンデッキが台頭して来そうです。
《再使用の指輪》
マナが十分ある場合、アウトランダーがかなりヤバそうに見えます。
特にフェルファイアの射手などのヒロパコスト軽減がいる環境下で複数回使えるヒロパを低コスト呪文+ヒロパ＝超打点ができそうです。「コインの小袋」がナーフされてよかったですね。
《重装鎧》
★★★☆☆
「これ《重装鎧》もって装甲貯めまくったら無敵では？」という意見もあるでしょうが、これは装甲部分には作用しません。装甲は通常通りのダメージを受けます。1ダメージしか受けないのは元々の体力10だけです。
ソース：RegisKillbin×Bayrakインタビュー21:16
THE DUELS MASTER!? An interview with Duels Game Designer Ates Bayraktaroglu! - YouTube
「もし装甲を持っていっても、装甲はフルダメージを受けます。1ダメージなるのは元々の体力部分だけです。テストプレイであまりにも試合が長くなった(だからこの調整にした)」とのことです。
これを元にまず考えられるのは「ヒーローの体力を増やす手段」を持っていた場合のシナジーが非常に強力です。
パッシブ1《爽快なる光》はヒーローの体力も増やせます。
「希望の番人アマラ」は体力を40にできます。自分は1度に1ダメージしかもらわない最強のコントロールが生まれそうです。
《ファイアシェイパー》が天敵すぎるので、シェイパーが出禁になった一因ではあるでしょう。
《サンストライダーの王冠》
★★★★★
最初からウルトラレア(出現率1％)です！！！
超強そうですが、ウルトラレアならそう見ることはないでしょう！
ビッグスペルオムやビッグスペルモザキといった重いコストの呪文を主体にしたデッキが台頭してきそうです。特にオム。0コスト呪文を絡めて1ターン目に「究極」やら「守護獣」を打たれる未来が見えます。1ターン目に「願い」なんて打たれたら即死です。
「イナゴだァーッ！！！」が消えたから実装できたのでしょうか。
既存のお宝の抹消：4種類
パッシブ1《ファイアシェイパー》
パッシブ1《永遠変化のエリクサー》
パッシブ1《嵐の導線》
発動式プール2「イナゴだァーッ！！！」が抹消
仕方ないでしょうね。
《ファイアシェイパー》は1年以上暴れすぎました。もう疲れたのでしょう。
強化された《永遠変化のエリクサー》は低コストの確定除去がないと即死級の強さでした。1ターン目に勝負が決まるなんてこともザラにありました。
「イナゴだァーッ！！！」も同様で、回避不可能な28点を叩き込める性能はデュエルのストレス発生装置として非常に優秀でした。
お前ら！もう帰ってくるなよ！
唯一《嵐の導線》はあまりにも使われなさ過ぎて抹消という不名誉の引退です。
オバロ軸は基本的にヒロパで全てのオバロを無視するのに、オバロしていることが条件のパッシブは存在価値が一切ありませんでした。
既存のお宝のプール移動：3種類
「コインの小袋」が宝物プール1→プール2へ移動
《迅速な埋葬》がパッシブ2→パッシブ2ウルトラレア(出現率1％)へ移動
《迅速な埋葬》がスレイトから出禁
《点火マント》がパッシブ2→パッシブ2ウルトラレア(出現率1％)へ移動
《点火マント》がイルシア・ラトルゴアから出禁
「コインの小袋」はイナゴに並んでデュエルの「理不尽」を体現しているカードでした。何度も勝敗に影響した強すぎるカードでした。
《迅速な埋葬》は強すぎました。しかも、今後はスレイトからは絶対に出ないようです。ウルトラレアですが、なかなか活用できるデッキは少ないでしょう。
《点火マント》も強すぎました。特にイルシアとオムでは反則級のダメージを叩き出していました。今後イルシア・ラトルゴアからは出ないようです。ウルトラレアになっても、スペル軸はオム・モザキ・ステリーナがいるので活用できそうではあります。
既存の愛用のお宝の変更：5種類
「ロイヤル・グレートソード」6コストへ1上昇・攻撃力5へ1低下
「密言・虚無」4コストへ1上昇
「搭乗トーテム術者」4コストへ1上昇
「高速の刃」5コストへ1上昇
「デスストライダー」4コストへ2コスト上昇
総じて、彼らは他の愛用とは異なる強力なカードパワーを持っていました。そのせいで、このヒーローはこれを選ぶ以外ありえないという選択肢がない状態でした。
この弱体化で他の5つの愛用にも採用価値が生まれ、多彩なデッキが台頭することを願います。
既存のパッシブの変更：1種類
《竜骨の儀式》復活ターンが3ターン後→2ターン後へ
割と取れるよりになりましたね。良かったです。基本的には《親和力》がないと活躍できませんが、ドラゴンのパッシブ2で圧倒的なハズレではなくなりました。
おまけ：ヴァンダル中立デッキ
2マナで10～20コスト削減できる最強のヒロパを念頭に、適当に中立6-8コストカードを中心に組んだデッキがこちら。
4コストカードのヴァンダルを引くと、デッキのミニオンを-3してしまうので、6-8コストカードがヒロパで2コストにならず、3コストで止まってしまうのが微妙ですが、ヒロパ一回分節約できます。
2-3ターン目はヒロパ。
4-6ターン目は展開+ヒロパ。
7ターン目に『スパイマスターの策』で断末魔・急襲・突撃ミニオン大展開で制圧。
大体こんな感じの動きになりそうです。
【出たらラッキーなパッシブ1】
《大御所》《フェーズ転移の指輪》レジェンドが多いのでシナジーしたいです。
《フェーズ転移の指輪》は多分全ヒーローのクラスレジェンドも持ってきそうではありますが。
《ぶくぶく》はパッシブ2の《マルチ三昧》を見るならピック優先度が高いです。
《影術入門》は言わずもがな最強です。
他には《クリスタル・ジェム》で1ターン目からヒロパ。
《ロケットパック》で1-3ターン目の盤面を奪取など。
【出てくるであろうシナジーパッシブ2】
《召喚の王笏》と《中庸の極み》は6→5コストにしてしまうので、3コストで軽減が止まるのであまり取りたくないです。
【取って良さそうなパッシブ2】
《貪欲な利得》のデメリットがこのデッキだとデメリットになりえません。
《青銅の印章》は単純に手札補充できます。
《エメラルド・ゴーグル》の発動タイミング的に2-3コストを1コストにできるのでさらなる早期展開ができます。
《蜂のバンド》は全員2コストにする関係上シナジーが成立します。
あとがき
2度目の宣伝ですが、今夜20時に行われる第3回デュエリスト座談会を見に来てください！
ゲストはYoutuberデュエリストのkohakuさん。
場所は筆者のTwitchチャンネルです。
ではでは！次は新環境報告記事でお会いしましょう！
kohakuさんのチャンネルも是非！
