クロムの頭の中

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【コスト】デュエル23.0.3環境報告!4/27(水)~5/7(土)【踏み倒し】

目次

前置き

こんにちは!クロムです!
23.0.3パッチでは、前環境に暴れに暴れた「謙虚の祝福」「学術研究」がナーフされました。はじめに、そのナーフ情報を振り返りましょう。

既に、23.2パッチ5月11日(水)に実装されることが予告されています。
バトルグラウンドに新種族:ナーガが実装されることが目玉アプデです。


これに伴って、おそらくデュエルにも小規模な調整が入る気がします。
特に《ドラゴン親和力》は調整が入るかもしれません。

遅くなってすみません。もしかすると23.0.3環境報告の賞味期限も短そうです。
では見ていきましょう。

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23.0.3変更内容

2022/4/27に実装された23.0.3アプデでデュエルに以下の変更が加えられました。

playhearthstone.com

カザカサンの能力変更

自分のデッキのミニオンが 全てドラゴンの場合発動可能
ドラゴンを4体使用すると効果が発動可能に!

この変更はデュエルにおけるカザカサンの採用価値を高めました。
デュエルではドラゴンミニオンを無条件で2コスト減らす《ドラゴン親和力》を前提としたドラゴンデッキが非常に強力です。
今までのカザカサンはドラゴン以外のミニオン(報酬で出ます)を全て引ききらないと発動できませんでしたが、アプデによってドラゴンデッキだと条件が緩和されました。
小型~中型ドラゴンで削った体力をカザカサンのお宝で詰め切れるので、中盤から後半のターンでの勝ち筋として有効です。

愛用のお宝:6種類変更

テュラリオン:謙虚の祝福
3コスト→4コスト

一言:もう二度と3コストに戻らないでほしいです。

エリーズ:学術研究
対戦開始時:これを引く。→削除
マナクリスタル(中身入り)を獲得→空のマナクリスタルを獲得

学術研究

一言:必ず引けるため、安定して5-6マナ加速できて、しかも中身入りのマナがもらえるなんてとんでもカードでした。
3ターン目に8マナ、4ターン目に20マナまで苦労せずに到達できる環境だったというと、このカードのとんでも具合が伝わるでしょうか(もっと早いことも)。

ファイアハート:天破叫嵐
3コスト2/3→4コスト3/3

天破叫嵐

ブラン:頼れる相棒
3コスト→4コスト

一言:元3コスト武器
天破叫嵐=3コスト15点
頼れる相棒=3コスト10点は序盤20-30の体力を詰める性能が優秀過ぎました。

ドレクサー:武勇の誇示
6コスト→7コスト

武勇の誇示

一言:ドレクサー(ウォリアー)は環境にほとんどいないのですが、全体破壊+武器装備が1枚でできるカードとして6コストは軽かったと判断されたと思います。

サーフィンレー:正義光鱗
5コスト→6コスト

正義光鱗
一言:23.0環境では採用率があまり高くなかった※ですが、全体変身+手札補充が1枚でできるカードとして5コストは軽かったと判断されたと思います。
※ヒロパ:パワーアップ!(ナーフ前)が強力で、5ターン目には決着がつくため。

ヒロパ:1種類変更

サーフィンレー:パワーアップ!
オーバーロード(1)が追加

パワーアップ!

一言:2コストで聖盾/疾風付与は強すぎました。
実質3コストのヒロパは打ちにくいと思います。

23.0.3環境報告

以上の変更点を踏まえた上で環境報告を行います。

Tierリスト

筆者の独断と偏見で選んだTier表を紹介します。

【S】ドレクサー
ドレクサー(メイジ)メカ軸はヒロパ、報酬が強力なので、安定感が最も優れていています。ここにパッシブの援護があればより勝ち進むことができるでしょう。
何より《ドラゴン親和力》のドラゴンデッキに勝てるポテンシャルがあります。
また、メカだけでなく凍気軸も生まれました。

【A】ヴァンダル・ブラン・エリーズ・イルシア

ヴァンダル(パラディン)メカ軸が安定して強力で、ヒロパも使いやすいです。ただ、ドレクサーに一歩劣ります。
ブラン序盤番長※です。海賊軸の序盤の打点が強力です。連続クエストのナーフもあまり関係ないようです。さらに急襲軸も台頭してきています。
エリーズ/イルシア《ドラゴン親和力》前提のドラゴン軸が結果を残しすぎています。上位帯で何度も戦うので、12勝するにはドラゴンに勝てるデッキが必要です。爆発力は高いものの安定性に欠けるためA評価です。

序盤の体力20-30点を早期に削り取れるヒーロー/デッキ。後半になるほど安定しない。

【B】ファイアハート・リリアン・オム・レノ・サーフィンレー

ファイアハート:《災厄の使者》《キリン・トアの炎》を狙う火炎軸が狙い通りにパッシブを取れると最強のバーンデッキになってしまいますが、ほとんど出ません。安定性はドラゴン軸以下のためB評価です。
リリアン序盤番長です。海賊軸の打点は強いですが、強いパッシブやお宝に依存しないと40点を削るのが非常に難しくなります。
オム序盤番長です。スペル軸の初期デッキが強力ですが、後半デッキが増えると狙ったコンボが難しくなり、勝ちにくくなります。
レノ序盤番長です。オム同様スペル軸が強力ですが《おっと、全部呪文!》《カドガーの占術用オーブ》を取れない場合、速度が足りなくなります。
サーフィンレー:ヒロパがナーフされたことで動きがもっさりしてかなり弱くなりました。強いパッシブを取らないとメカやドラゴンに蹂躙されます。

【C】モザキ・ウィロー・ステリーナ
モザキ:メカ軸がそこそこ強いですが、ドレクサーの下位互換です。
ウィローマーロック軸が結果を残していますが、速度が足りません。
ステリーナ:《災厄の使者》決め打ちデッキしか結果を残せませんし、仮に取れたとしても速度が足りません。

【D】ラトルゴア・テュラリオン・スレイト

上では一切出会いません。

《総評》

早期にミニオンを展開すれば勝てる環境です。

パッシブ1で種族シナジー、パッシブ2でコスト軽減系を取得して、早期に大量のミニオンを置くデッキが台頭しています。
メカ軸がメカワーパーのお陰で非常に安定して好成績を残しています。
ドラゴン軸は《ドラゴン親和力》をとれないと悲惨で、取れるとウハウハです。
海賊軸は打点が出やすいものの、メカとドラゴンが得意なコスト削減が課題です。

一方、スペル軸は早期のミニオン展開に除去が追いつかず、結果を残しにくいです
理想としては《おっと、全部呪文!》でマナを踏み倒したいです。

早期に大型ミニオンが置かれるので、低コストミニオンで高スタッツミニオンを処理できる《蜂のバンド》も注目されています。
発動式お宝では「壊死毒」などの低コスト確定除去「分解のワンド」の範囲確定除去の採用価値が上がっています。

デッキ紹介

メカドレクサー(メイジ)


デッキコードAAEBAf0ED4oGlA+WEJsQx+ED1qAEobEEkrUEybcEyrcE3bkE47kE7LoE2NkElKQFAAA=

筆者が23.0.3環境で12勝を達成したメカドレクサー(メイジ)(クリスタルジェム+中庸の極み)。

前回の記事で詳細を書いています。報酬操作/バケット固定などはそちらをご覧ください。
今環境では特にドレクサーの勝率が際立って高いです。
以下の長所があります。
・ヒロパ「フロストウルフの兵法」がハンド消費なく展開できて非常に強力。
・メカバケット「メカ魔法!」に報酬を固定しているため、デッキに不純物が混ざりにくい。
・メカワーパー/電設ロボのメカコスト削減効果が強力。
・P1《極性最適化》《クリスタルジェム》が安定して取得できるため、序盤が強い。
・P2《中庸の極み》《エメラルドゴーグル》が取れるとデッキの爆発力が高まる。

ドレクサーのヒロパは、他のヒーローと比べるとあまりにも強いので、非常に安定して勝ち進めます。毎ターン使用して手札消費を抑えて、一気に展開できると理想です。

最後に、スノーチャガー/ススポッポー/ゴブリンのブラストメイジはメカシナジーカードですが、必ず初期デッキに入れないでください。

スノーチャガー→「凍気」
ススポッポー→「力への道」
ゴブリンのブラストメイジ→「力への道」
という別のバケットに所属しているため「メカ魔法!」の報酬固定が崩れます。
同様の理由で「メカ魔法!」でもこのような報酬が出る場合、固定が崩れます。

メカヴァンダル(パラディン)

デッキコード
AAEBAZ8FD5QPlc0Dx+ED06AE1qAEsLIEkrUE4bUE3rkE7LoE1L0EssEE2tME2tkElKQFAAA=

筆者が23.0.3環境で12勝を達成したメカヴァンダル(パラディン)(極性最適化+報復の武装)。

前回の記事より研究が進んで、パラディンのメカバケット「聖兵器」が確定で出せるように調整されたデッキリストです。
ドレクサー同様、メカデッキはコスト削減が得意なので、それを後押しするこれらのパッシブを取れると爆発力が高まります!

そして、聖なる盾を持つメカが多いため《正義の備え》《報復の武装》といった対ミニオンデッキに強い聖盾パッシブも強力です!

最後に、シールドミニロボ/マイクロマミーは初期リストに入れてはいけません。


シールドミニロボ→「聖戦士」
マイクロマミー→「聖戦士」というバケットに属しています。
マイクロマミー入りの「聖兵器」バケットが唯一のバケット汚染元です。
1枚でも入ると「聖戦士」バケットが反応してしまうので気をつけましょう。

急襲ブラン


デッキコード:機能しません
AAEBAR8Pn6ED4swD3c0D49QDut4Dwd4DxN4Dzt4DuuEDkeQDle0DmO0DyvsDqooEjdQEAAA=

Persiaが23.0.3環境で12勝無敗を達成した急襲ブラン(ジェム+特急便)。

報酬は「急襲」または「アーーーーッネズミ!!!」の2種に固定されています。
《特急便》でネズミの王を増やす動きと急襲ミニオンを増やして、ネズミの王のエサにする動きが非常に強力です。 

パッシブ2は今だと《特急便》がほぼ確実に出ます。
昔は《特急便》を取りたい!と思うと《伝説のディスク》や《召喚の王笏》が反応してしまい、狙ってとることができなかったんですが、ディスクも王笏もUR化されてほぼ出ないようになったので、競合するシナジーパッシブが少なくなりました

報酬バケット多種族シナジーの「動物園」が抹消されたことで「急襲/ネズミ」を沢山拾うことができます。

ドラゴンエリーズ/イルシア


エリーズ:機能しませんAAEBAZICD8UEy+YCm+gC3swDi+QDsIoEiYsEuqwEyKwEpa0EhLAEssEEpdQEqdQEh6QFAAA=
イルシア:機能します
AAEBAa0GD8UEy+YC3cwD3swDsIoEuqwEyKwEpa0EhLAEssEEpNQEpdQEqdQEh6QFiKQFAAA=

あまり触れたくないデッキですが、23.0.3環境でこのデッキに勝てないデッキは12勝できません。
それほど上位帯では《ドラゴン親和力》に依存したドラゴンエリーズ/イルシアによく対戦します。このデッキを使用するなら《ドラゴン親和力》を取れない場合、勝率は絶望的です。とれると跳ねます。

前環境とは違い、カザカサンが効果を発揮しやすくなったので、ドラゴンの打点だけでなくお宝による打点も与えることができます。
多くは語りませんが《ドラゴン親和力》《エメラルドゴーグル》が取れたなら、
「左からカードを出すだけで勝つ」そう揶揄されるようなデッキが組めます。

エリーズは世界樹の小枝エリーズのマチェーテで破壊することで早期にマナ加速でき、重いドラゴンを出すことができます。

さて、基本的に種族染めデッキは種族報酬を取り続けることができてデッキの成長性という観点で強みがあります。事実、イルシアはドラゴンバケットに報酬を固定しているため、必ずドラゴンシナジーカード3枚を引くことが可能です。

しかし、エリーズはドリーミング・ドレイク世界樹の小枝を採用しているため、報酬をドラゴンバケットに固定できません。

ドリーミング・ドレイク→「自然の守り」
世界樹の小枝→「マナ増幅」というバケットに属しています。
そのため、ドラゴン報酬が欲しいのにドラゴンが出ないことがよく起こります。
強力なカードですが、将来のデッキの純度を考えるとこの2枚を抜くことも視野に入れたほうがいいかもしれません。

【おすすめパッシブ2】
《エメラルド・ゴーグル》>《竜骨の儀式》>《ドラゴンの夢》です。

《エメラルド・ゴーグル》はドラゴンを-4コストして、
《竜骨の儀式》は一度出したドラゴンは復活して盤面を維持してくれます。
《ドラゴンの夢》は仕事をするタイミングがわからず、ドラゴンを1体も出さないで負けることも多いです。仕事すると強いんですけどね。

海賊リリアン

デッキコードAAEBAaIHD9QF7gaIB/sPqusDpooEraAEr6AEirAEqbMEssEEiskE/dMEmNsEmtsEAAA=

23.0.3環境で12勝達成した海賊リリアン(睨見の二角帽+戦闘姿勢)。

デュエルでは珍しい激安の1300魔素デッキです。
環境報告でリリアン序盤番長と表現したように、序盤の20-30点を削る能力は群を抜いています。
海賊や武器の打点はもちろん、邪道刺し/腹裂きを必勝の切り札で再利用して打点を与えることも可能です。
40点を与えるのは難しく、コインの小袋/純冷気/死者の書などのお宝を必勝の切り札で回収するなどのインチキをしないと難しいと思います。

パッシブの受けが広いので決め打ちデッキのような跳ねた戦績が出辛いですが、代わりに6~7勝あたりの安定した戦績は残しやすいでしょう。
初期バケットは 迅速なる襲撃/傭兵団/海の悪党ども の3つ。海の悪党どもを通過すれば通過するほど強いデッキになります。

【相性のいいパッシブ1】

睨見の二角帽:海賊出すたびパッチーズ
ジェム:序盤の2マナでテンポムーブ
ベルトポーチ:必勝の切り札を引ける2ドローは大きい
手癖:必勝の切り札の回収先のコスト減
弟子のローブ:打点貢献

凍気ドレクサー(シャーマン)

デッキコード
AAEBAaoID8sH/KMD4cwDp5EEsZEEwpEE+ZEElZIE3JIE25QEl6AExKwEvLYEmdsE8K4FAAA=

23.0.3環境になって台頭した凍気ドレクサー(シャーマン)(凍結粉砕+氷河の豪雨)
《氷河の豪雨》で毎ターン出てくるウォーターエレメンタルが強力です。
火炎呪文同様、狙っていない《黒き氷の指輪》が凍気シナジーで出る可能性があるのであまりおすすめできません。

筆者はどうせやるならメカドレクサーを使います。メカに飽きたらどうぞ。

スペルオム


デッキコード
AAEBAZICD0CnEJ7SApvoAvyjA5vOA4rgA6+ABLWKBImLBImfBK6fBNqfBK7ABIDUBAAA

23.0.3環境で台頭したスペルオム(弟子のローブ+エメラルドゴーグル)。

序盤を呪文ダメージ+なぎ払いなどで凌いで、隙を見てマナ加速し、とにかくデッキを引きまくってマーベル・マッシュルームを何度も何度も使い回すデッキです。
23.0パッチにてマーベル・マッシュルームに追加された「このカードを自分のデッキに混ぜる」を悪用して、デッキを引ききれば手札補充とデッキ補充が何度もできるコンボを達成できます。しかも、2枚も強力な組み合わせカードを発見します。20マナある状態でこれをやられてみてください。1ターンに8枚くらい発見してくるんですよ。相手の発見を見守ることしかできません。

23.0環境では一切見なかったデッキなので、環境が低速化したおかげで実績を残すようになったのだと思われます。

デュエルはデッキが進む度にどんどん増えていくので、デッキを引ききってからが本領を発揮するマッシュルームコンボは達成が非常に難しくなります。《エメラルドゴーグル》《おっと、全部呪文!》《カドガーの占術用オーブ》などのコスト軽減パッシブを引きたいところです。

取り上げなかった他のデッキ

軍団ステリーナ/火炎ファイアハートなどパッシブ決め打ちデッキはこちらの記事

chrome575.hatenablog.com

マーロックデッキ/海賊ブランなどは既に取り上げたこちらの記事を御覧ください。

chrome575.hatenablog.com

前環境で取り上げたデッキは現在でも活躍していますよ。

23.2~ナーフ予想

ヒロパ「フロストウルフの兵法」
パッシブ1《ドラゴン親和力》
パッシブ2《エメラルド・ゴーグル》

理由:コスト軽減量がやばい

愛用「マーベル・マッシュルーム」

理由:バリューが多すぎる
相手にすればわかりますが、回される側はたまったもんじゃありません。
永遠に使用され続けるキノコを祭壇で燃やしたくなりますよ。

あとがき

ぶっちゃけメカ環境なんですが、サムネはキノコでした。1枚で50枚くらいカード生産するのはいかがなものかと!?という怒り💢を込めました。やる側はいくらでも発見できて楽しんですけどね。
筆者は《ドラゴン親和力》との親和性がないので、親和性のあるドラゴンデッキを見る度にえーなーと思ってしまいます。

本当は5/5-6(金)くらいには公開したかったのですが、思いの外時間がかかりました。
メカが面白かったので、海賊軸を試してなかったんですよね。試してたら1日過ぎました。結論は「わざわざ他を蹴ってまで握るほどじゃない」って感じです。

5/11(水)にアプデが来るみたいなので、デュエルでの変化に期待しています。もう7-8戦以降でドラゴンデッキとやるのは勘弁してほしいです。筆者は使えないのにーむきー。

ではではー。